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*標的１６*【間違い】

敵が攻めてきてから、数日たった。

あれから、なぜか敵の人数・攻めてくる回数が増え、
ボンゴレは一時混乱してしまった。

しかし、さすがは大規模なマフィア。

すぐに相手の弱点…弱みを知り、今では軽く相手をしてやってる…と言ったところだ。

今更ながら…スゲぇ。

私もこれで安心…と思い、今、ショッピングしてまーっす！！

ツナにちゃんと許可もらったし今日は気楽に過ごせるぞーっ…っていっても。

守護者と一緒だけどね…；(聖子ちゃん・忍君・エクレア君・雷光君)

ちょっと憂鬱な気分を残し…見慣れない街をただただ歩いて行くと…

「何、あそこ！！」

急に声をあげた私。

あ、さっきなんだよって思ったでしょ。
別に変なものは見つけてないからご安心を！！

ちなみに、見つけたのは可愛いお店♪

「これは行くしかないでしょー！！」

…と、再び歩き出したその時

いきなり、私の前に一台の豪華な車が止まった。
そして、ドアが開き1人の男の人が出てきたかと思うと…

「オマエ…ナカヅキミホダナ？」」

いきなりセクハラ(？)っぽい質問をしてきた。

なんだこの親父…しかもご丁寧に日本語…；(カタコトだけど)

「あぁ…うん。そうですけど？」

「ノレ！」

「はぁ！？」

そう言われるなり、私は腕をひかれ乗らされそうになった。でも…

『ヒュゥッ』

聖子ちゃんが長刀で相手を切りつけた。

「あたし達のボスに何してるの？」

「ボス、こいつどうします？」

そう言いながら鞭ではたきまくっている雷光君。

強ぇ…；

そんな皆に怖気づいたのか男はびくびくしながら言った。

「マ…マッテクレ！コレニハワケガ…！！」

「他人の事情？そんなこと知るかよ。」

そういって武器(機関銃)を出した。

忍くんも大鎌を構える。

皆…かっこいいよ！頑張れ(人事

これで一安心と思った…だけど

「こんな奴ら相手に何してるんだ。」

綺麗な発音…の日本語で登場してきた謎の人物。

誰かと思って振り返ると…そいつは



　　　　　　　　　　　　　花(変なひまわり)のキグルミ着た者だった。

ひまわり(？)が、しゃべってる…。しかも声低いから中に入ってるの親父？？

でもなんか…この声聞いたことある気がする…

…って、何ボーッ手してんダ！！
てか、皆は…？

後ろを振り返ると、皆今までにないような驚いた顔をしていた。

「皆！どうしたの！？」

私の疑問に、
凍りついたような顔でエクレア君は言った。

「あれは…花…

　俺たちのファミリーの名前…っ」

…え”？

それだけ！？自分達のファミリーの名前だからっっ！？

でもさ！これはあくまでもキグルミだから！！

しかも、〝●母さんと●っしょ"みたいな感じのノリだし！！
はっきり言って全然ひまわり(花)に見えないし！！！

でも、この状況でそんなことが言えるはずもなく、

私はあっという間に男に確保されてしまった。

「ちょっ…やめてよ！」

抵抗はした＿＿＿だが、

「ン…っ！？」

何かの薬品で口を封じられ、

私は徐々に意識が遠くなっていくのを感じた…

完全に意識が無くなる前

「はっ…オチたもんだなボンゴレも。

　こんなに早く私らにつかまってしまうとは…な

　フフフフフ…アハハハハハハッ！！！」

そういって、笑う変人のキグルミの間から

うっすらとソイツの顔が見えた…


あれは…あり得ないけどもしかして———





そこで、





私は完全に意識を失った。