二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: RUCKY☆彡【REBORN!】 ( No.217 )
日時: 2010/03/25 20:34
名前: 璃亜 (ID: hF19FRKd)

*標的26*【霧の守護者の対決】

—蛍vsクローム髑髏。

「クスッ…こんな可愛い子が相手なんてね。」

「…///ありがとう///。」

顔を赤らめるクローム。

彼女は、元から頬が赤らんでしまう体質なのだが…今は

いつもより、一段と赤くなっていた。

「でも…仕方ないね。これは…僕たちだけの為の戦いじゃないんだ。」

「(コクン)」

静かに頷くクローム。
彼女も蛍の意見に同意の様だ。

「…!…キミは改めて面白いね。僕の意見に同意するなんて人、初めてだよ…クスッ…

 さぁ、勝負と行こうか。」

『ドドドドドドドドドドドドドドドド』

「…っと、火柱?」

少し驚いた様子を見せる蛍…だが、

「クスッ、でも所詮幻覚…

 こんなんじゃ僕は倒せないよ。」

すると、蛍はどこからか大きな鎌を取り出した。

「生憎…僕も属性は霧なんでね。」

『ドシャッ…』

「あぁ…っ!!」

切りつけられてしまったクローム。

蛍の攻撃は…相手に大きな鎌で切りつけ、幻覚を見せること、

だから…この時クロームは幻覚を見ていた。

「ぁ゛あ…っ!!」

よほど嫌なものでも見ているのだろうか…

少し呻き声をあげた。

***

—数分後、クロームは気絶してしまった。

「…ゴメンね。でもこれしか僕には方法は無かったんだ。」

そう、彼に出来るのは相手に危害を加えない攻撃。

だからこそ…精神を壊す幻覚を見せて気絶させるしかなかったのだ。

こんなことをしたのは…やはり

蛍にもこのことは自分達が立ち入る話ではないと分かっていたから…。


でも、自分が分かっていても他の守護者…ボンゴレの守護者に分かっていない奴もいるだろう…

そこで、ここであえて自分達と分かっているであろう人と分かっていないであろう人で対決をつくった。

たぶん…雲の守護者の方以外は大丈夫だろうと思った蛍は
残りの問題児vs問題児の対決を心配しながら見守った。

—蛍vsクローム髑髏。

クローム髑髏が気絶の為、蛍の勝利。