二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: RUCKY☆彡【REBORN!】 ( No.272 )
- 日時: 2010/03/31 17:08
- 名前: 璃亜 (ID: hF19FRKd)
*標的39*【青空の下でお弁当】
−昼食−
やっと弁当の時間になった〜
…今日も一人で食わなくちゃいけないのか。
と、一人で食べる弁当にがっかりしていると…
「よ!あれ、お前一緒に食べる奴いないのか?」
山本が話しかけてくれてきた。
グサッ。
山本…ヤボなことは聞かないでくれ……
「ツナと獄寺たちも一緒だぞ!!」
…まじすか。
そこはいつもの鋭い勘で気づいてくれィ!!!山本ー
すると、山本がハッとした顔になった。
どうやら、やっと気付いた様だ。
「ご…ごめんな!!あはは!やっぱ無理だよな…」
しゅんとする山本。か…可愛いー///!!!!
ちょっと情が移ってしまい、
ついつい私はツナ達と弁当を食べることをOKしてしまったのであった…。
『ガチャ』
「あれ、もーきてたのか」
山本が向かった先は屋上。
そこにはもう、獄寺やツナ、そして京子ちゃんの姿があった。
「お前が遅いんだよ野球馬鹿!!
…って、おい。隣にいるの未歩じゃねえか?!」
「あ…そっか、獄寺君知らないんだったっけ。
実は未歩。今日並盛中に転校してきたんだ。」
「そ…そーなんすか…(チッ」
うん。私にはちゃんと聞こえましたよ獄寺クン??
舌打ちの音がね!!!(怒
「あれ?未歩ちゃん??もしかして前正門で会った…」
うん!!君は天使だ京子ちゃん!!!
こんな私のことを覚えてくれてるなんて…+゜
「それより、未歩も一緒に食べるの?」
ツナが言う。
「ああ!何か1人で食べてて、さみしそーだったからな!」
んなっっ∑!!山本!!!それは言わなくていーから!!!
「冗談じゃねぇ!何で俺達がこいつと…」
「まぁまぁ、いいじゃない獄寺君。大勢の方が楽しいでしょ?;」
ああ!!なんて優しんだこの時代のツナは!!!
これがあると…過去に戻ってよかった気がする…。
HAHAHAHAHA☆
なんだ。こんなにいいこともあるじゃないかー…「オイバカ女何一人でやってんだ。」
はっ!!やべっ!!!なんか意識飛んでた!
いったい何をやっていたんだ私………
見ると、京子ちゃんまで笑ってる。
「あはは!未歩ちゃんって面白いんだね〜♪」
うう゛…ホント何したんだろ私。
きっとお恥ずかしいところを京子ちゃんに見せてしまったに違いない…っ
うわぁん(T_T)
「なあ?;それより早く食べねーとマズくないか??
昼飯の時間、終わっちまうぞ」
「ほっホントだ!!ヤバイ早く食べようよ!!!」
ツナが山本の一言に焦る。
「そ…そーっすね十代目!!早くいただきましょう!!」
「いただきまーっす。」
皆もツナの言うことにあわせて食べ始める…
私も早く食べなきゃ…
『ポン』
「?」
誰かに頭をふと前を向く、
頭を叩いたのは山本だった。
山本は、二カッと、いつもの笑顔を見せて言った。
「弁当、いらないんなら俺がもらうぜ?」
「た…食べるもんっっ///」
ムキになりながら頬を赤く染めて言う私。
最近…変だな……私。
山本の言うことにいちいちドキドキしてしまう。
その時、ゴォォ…と、飛行機が頭の上を通り過ぎていく音がして、ふと上を見た。
そこに広がっていたのは…綺麗な青空。
こんなにも…いい天気だったんだな今日は。
そんな青空を自分の瞳にうつしながら
キラキラ輝いて弾む心を胸に
私は、いつもと違う味のお弁当のふたを開け始めた…