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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: RUCKY☆彡【REBORN!】 ( No.282 )
- 日時: 2010/03/31 21:03
- 名前: 璃亜 (ID: hF19FRKd)
*標的41*【山本と…】
「あぁ〜…どうしよう。」
私は、朝練がある日は山本と学校へ行く約束をしていたのに…
おいてきてしまった。正確には約束を破ってしまった。
あああ…どうしよう。
昨日のことがあってからもう山本と普通に話すことさえできなくなっちゃったよー!!
すると、運悪く山本が教室へと入ってきてしまった。
なんで今—————!?
「あれ?未歩じゃねーか。
何で今日は先に学校来てんだ?」
いつもの笑顔はまるで無く、
真剣な顔で言う山本。
なんて言えばいいの…??あのことは絶対に言うわけにはいかないし…
「やっぱり…避けてんじゃねーか…」
「ち…違………っ」
うとも言い切れない。
だって、避けてるのは嘘ではないから。
「じゃあ何だよ?」
「きゃ………」
壁に押し寄せられた私。
自分の顔の右側には、山本の大きな手。
そんなに近づいたらもっと…好きになっちゃうよ…。
「な?本当のこと言ってくれよ」
「ひゃ…っ」
耳元でそんな風に囁かれたら…
「む…むりっ!!」
『ドンッ』
思わず押してしまった。
あ…どうしよう。
「ご…ごめんっそんなつもりじゃ…」
山本の顔を見てハッとなる。
気付いたんだ。自分がしてしまったことを…。
山本の顔は、さっきのこわい顔ではなく
悲しみのある表情だった。
『フイっ』
山本は、私から離れると教室を出ていってしまった。
「ま…まってっ……」
と、山本を追いかけようとした瞬間。
誰かに腕を掴まれた。
「仲月未歩さん。少しお話があります。」
容姿が綺麗でおとぎ話に出てくるような女の子だった。
不思議なフインキを纏った不思議な子。
でも、どこか感じたことがある様な目つき。
…と、思い出した。
今朝の視線——————————
そう今朝に私が感じた視線と全く一緒だった。
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