二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: RUCKY☆彡【REBORN!】 ( No.315 )
日時: 2010/04/02 14:33
名前: 璃亜 (ID: mkQTRQtj)

*標的49*【いいなぁ…】

「新郎・新婦のご入場です!!」

ワァ…

同時に、拍手が起こる。

そう、今日は結婚式。
ちなみに今回はツナと京子ちゃんの。

ていうかさ…

「マフィアなのにこんなことしていいの?」

(それは聞かないでくれ…by璃亜)

まあ、作者もあんまりマフィアのこと知らない様だし、
ここも二次元小説。許してやろう。

「綺麗です京子ちゃん…!!いいなあ…」

「ホントだねー…ってハルちゃん!!もうやったでしょ!?」

「はひ!!そ…そーなんですが…」

そう、ハルちゃんはついこの間、隼人と結婚式を挙げたばっか。

「ったく…何でこんなにこんな物にあこがれるんかねぇ…女は…」

「∑ひ、酷いです隼人さん!!
 女にとって結婚式は誰でも憧れるものなんですよ!!?」

あ、そーいえば…ハルちゃんは〝獄寺さん〟から〝隼人さん〟によび方が変わったな…
私も隼人に変わったけど;

「まあまあ、ここは静かにしようぜ。獄寺、ハル。」

そう言って2人を静止する私のか…かっ…彼氏の武。

〝山本〟から 〝武〟に呼び名が変わったことは気にせずに。

「それにしても…吃驚だな…。俺、飽きられて途中で捨てられちまうと思ってたぜ?」

武が冗談でも無いことを言う。

私は怒って言った。

「も…もぉ!!何言ってんの…それはこっちのセリフだよ…」

「はは!!ゴメンな…;」

未だにバカップルな2人であった。

***

食事の時間になり、新郎・新婦と話せるようになった。

京子ちゃんがこちらへ向かってくる。

「未歩ちゃん!!ハルちゃん!!」

「おめでとうです!!京子ちゃん!!幸せになってくださいね!」

「おめでとう!!ツナんこと…宜しくね♪」

「ふふっ。ありがとう!2人も幸せになってね!!」

その京子ちゃんの言葉が、重くのしかかった。

私は…何時、武と結婚できるのかな…?

周りの皆は、次々と結婚して幸せになっていってしまって…

残った私は、まだ結婚のことすら考えてない。

ホントに…大丈夫なのかなぁ??

「はひ…??どうしたんです??未歩ちゃん」

「どうしたの…?具合でも悪いの;??」

優しく声をかけてくれる2人に私はぼそっと呟いた。

「私も…結婚できるのかなぁ??」

その不安が届いたのか2人は優しく言ってくれた。

「ノープロブレムですよ未歩ちゃん!!
 私だって隼人さんとできたんですよ!!」

「そうだよ!!だから大丈夫だよ…焦らなくても!」

うん…ありがとう……本当、優しいね2人とも…

でも、京子ちゃん。何気に酷いよその発言。

そうだよって…(苦笑

そうして、その後も長々と続いた京子ちゃんとツナの結婚式は幕を閉じた。

***

—帰り道。

方向音痴な私は、武に部屋まで送ってもらった。

「じゃあ…ありがとね。」

そう言って部屋に入ろうとした時。

「未歩。ちょっと手ぇだしてみ」

「?」

武に言われた通り手を差し出した。
その手に何かが置かれる…

何かと思って見てみると…それは

「指輪…?」

「ああ、で…未歩…。

 俺と、結婚してくれねえか?」

へ…

「ええええええええええええええええええええっ!?///」

少し、落ち着きを取り戻した私は言った。

「本当に…私でいいの?」

「ああ…」

「本当に…?」

「ああ…ってか未歩じゃなきゃだめだ。」

「!!///」

「ありがとう…私からも

 武…私と結婚して下さい…っ///」

「…」

『ぎゅ…』

また、あの優しい抱きしめ方。

ホッとする。

…と、

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「おめでとーっ!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

「「!?」」

一斉に飛び出してくる皆。

蛍に

聖子に

宇宙に

忍に

エクレアに

雷光に

獄寺に

お兄さんに

ランボに

雲雀さんに(いるだけだけど)

変態南国果実に(骸)

イーピンに

ハルちゃんに

京子ちゃんに

…ツナ。

ありがとう。皆。

そして…武。

私は…





世界一の幸せ者だよ————————。