二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: RUCKY☆彡【REBORN!】短編リク募集㊥!! ( No.346 )
日時: 2010/04/09 21:32
名前: 璃亜 (ID: .9kWSKnJ)

【*高鳴る鼓動*】

「そういえば、聖子の両親ってどんな人なの??」

それは未歩の一言で始まった。

別にその時は、そのことはソレで終わったのだが…

その一言が、聖子の辛い過去を思い出させるキッカケとなってしまった—。

***

聖子がマフィアに入ったのはこれが初めて。

もちろん、入ったのには理由がある。

—3年前。

まだ、聖子はマフィアとは全然接点がなかった。
当然、その頃は入ろうとも思ってなかったし、
何しろ、入ろうとなんては全然考えていなかった…。

でも、聖子はある人に恋をする…。
やがて2人は両思いだと分かり、付き合い始めた…。

しかし、その相手は実はマフィア。
そのことを知らずに数カ月付き合い…

ある日突然、冷たく ス テ ラ レ タ 。

後日、彼がマフィアだったことを知り、
マフィアに興味を持つようになった…もちろんその理由は彼を見つけ、敵を取るため。

そして…また数カ月がたち、未歩の母に拾われマフィアに入った。

それと同時に…聖子は恋にトラウマを持った。

それ以来、絶対に恋をしないと決めた聖子。
でも…ボス達が次々と結ばれるのを見て、どうしてもいいなと思ってしまう。

コントロールできない感情、気持ち。

少しパニクってしまい、思わず屋敷を無断で出て行ってしまった。

***

着いたのは…ある公園。

独りブランコに乗り、キイキイと揺らしながら考える…

すると、

「どうかしたんですか??」

忍がいた。
何時の間にと思い普段クールな顔が乱れる。
何と言い訳しようかと考えていると…

「あ、すいません。聖子がお屋敷から出て行くのが見えたので…
 お邪魔でしたか」

「いや…別に。ちょっと考えごとしてただけ…」

「何をですか」

少し、触れられてほしくない所を触れられ、顔を歪める。

「すいません…嫌なこと聞いちゃいましたね?」

「大丈夫…じゃあ、そろそろ戻ろうか」

「そうですね。」



ドキ…ン



優しく微笑む忍に、思わず自分も微笑む。
この時…私はこの意味を理解していなかった。

“高鳴る鼓動”
(高鳴る)(この鼓動は)
(何を意味するのだろうか)

————————————————

+。*アトガキ+。*

終わったぁ〜っっ

∑ってまたキャラ崩壊!!
すまん!!マジすまん!!!