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春ーそれは物事の始まりであるって、誰かが言ってたな、と志村新
は思った。『おおい、新八ぃ、早く来るネ』と神楽ちゃん。『早くしなさい、新ちゃん。先生、待ってるわよ』と妙。
『おい、おせーぞ。待ちくたびれちまったよ』
『何のようあアルか？まさか、おごりで、どっか連れてってくれるとか！？』
『だれがつれてくかよ。補修だ、補修。おめーらがバカすぎて、Z組だけ補修なんだよ。あーあ、おめーらのせいで、春休み丸つぶれじゃねーか』
『ええーーーーーーー！？そんな話、聞いてないですよ？』
『そりゃそうだ、言ってねーからな。知ってたら、すげーぞ』

続く
続き
『え、僕ら以外、みんな来てるんですか？』
『ああ、そうだけど、どうか…』キャーーーーーー！！！！！！
『なんですか！？なんか、さっちゃんさんの悲鳴が…』
『とにかく、いってみましょう、先生！』

バタバタ
『どうした！？』
『せんせい！！理事長が、岡田先生捜してて、一緒に捜してたんです。でも、理事長が、やらなきゃいけないこと思い出して、理事長室へ行ったんです。それで、職員室を全員で捜してたんです。そしたら、キャサリンが見つけて、一緒に行動してた猿飛が、叫び声あげて……』
『俺達が来たってか…。ってか、こいつ、いきてんの？』
『勝手に殺すな！！！！！！！！！！！！』
『説明しよう！岡田先生は、福祉について、教えるために、この春に新しく来た先生だ（新八裏声）