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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ★学園アリス×FAIRY TAIL★ ( No.11 )
- 日時: 2010/02/04 18:54
- 名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)
六話 「依頼⇒ハプニング」“inFAIRY TAIL”
涼しげな風が吹く、さわやかな朝。
FAIRY TAILはいつも通り、騒がしかった……かと思われたが、意外と静かだった。
理由は、“依頼選び”をしていたから。
さぁ、ギルドの中を見てみよう。
「ん〜〜。どれにすっか? 」
「そうだな。いいのありますか? マスター」
セシルは、クルッと向きを変え、マスターに言った。
すると、マスターを腕を組み考え始めた。
「そうじゃの……、これなんてどうじゃ? “学園のボディーガード”」
「“学園のボディーガード”? 」
「そうじゃ」
何だそれ……。くだらない。
セシルはそう思った。
だが、一度手にしてみた。
すると、涼しげな風が吹いた。
でもそれはおかしいことである。
今、窓もドアを開いているところはない。
何故かと思ったが、セシルはもう一度元の場所へと置いた。
あれから、次の日。
その依頼が気になっていたので、また手にしてみた。
ジッと見つめていると、ナツ、グレイ、ルーシィ、エルザの四人が寄ってきた。
「お、これやんのか? 」
「あぁ、そうしようと思う」
この依頼は、悪の組織“Z”から学園を守ってほしいとのことだった。
相手も、“アリス”という魔法の持ち主らしい。
だが少し気になる。
その学園には、かなりのアリス能力者がいるらしい。
なのに、何故、私たちに頼る?
すると、パァと依頼書が光を放った。
次の瞬間、セシルの体が吸い込まれてゆく。
セシルだけではない。
ナツ、グレイ、ルーシィ、エルザの四人もである。
「「「「う、うわぁぁぁぁぁぁ! 」」」」
すると、マスターが振り向いた。
そして、あちゃー、という顔をしている。
「言うのを忘れていたんじゃが……」
「この依頼書は、その依頼の担当者を依頼場所に瞬間移動させられるようになっているんじゃよ」
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