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二話　「力試し」“〜ナツsiza〜から”

こ、こんな奴に任務つか仕事なんてできんのかよ！？
よっし！　仕方ねぇ！　力試しだ！

「じっちゃん！　力試ししてみたらどうだ？　」
「力試しのぉ……」

マスターはしばらくの間、ジッと考えこんだ。
後から思うと、こんな可愛い美少女と戦うのか……。と思ってしまう。
力を加減してしまいそうだ……。

「いいじゃろう。ナツ、やってやれ」
「ラッキー！　」

俺は早速、セシルに向かって構えた。
それを見たセシルはニヤッと笑って、用意をした。
あいつが、何の魔法かは分からない。だけど俺は無敵だ！









私に勝負を挑んでくるとは、凄い奴ね。
どんな奴か、どんな魔法かも知らないのに……。
でもこれは、ちょっとしたハンデをもらっただけ。
歳の差は明らかに、違う。
さぁ、舞台……いや戦いの始まりだ。
セシルはフッと笑った。
これから、勝負が始まる。

「じゃぁ行くぜ！　」
「流石、ＦＡＩＲＹ　ＴＡＩＬの魔導士。でも、ちょっと甘いんじゃないかな？　」









「は？　」
俺は思わず心で思っていたことを口に出してしまった。
すると、セシルはため息をついた。
「だから、甘いって言ってんの」
俺は無視して、攻撃を仕掛けた。

「ガリウの鉄拳！　」

俺は後ろに回って、攻撃を放った。
俺の攻撃は見事に命中……と思われた。
しかし、目の前にセシルは居なかった。









「教えてあげる。私の技を———」