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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【銀魂】闇と、 ( No.10 )
- 日時: 2010/02/05 23:46
- 名前: 璃亞 ◆CqIRXYkxeA (ID: xAPqAgFX)
-03
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陽空が追手全員を撒いたのは、もう空が暗く染まった時だった。
夜の江戸を疲れ切った体で陽空は歩いていた。
夜の江戸は昼の賑やかさとは違う賑わいを見せていた。
店のあちこちはネオンに飾られ、道を赤く染まった顔で人々は歩いていた。
要するに酔っ払っている人達でにぎわって居るのだ。
そんな賑わいを見せる江戸の町で足をフラフラと歩ませながら、陽空は今後如何するかを考えていた。
此の侭此処に居てもどうせまた奴等に見つかるだけだ。
今度は今日の様には上手く撒けないような気がする。
疲れ切った心身で考えられる事は限られてくる。
疲れの所為か、何時もの様に頭が回らない。
急に何かで躓いた。
陽空は其の侭立ち上がれず、何処か店の前で気を失った。
*二終わり*
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