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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【銀魂】闇と、 ( No.12 )
- 日時: 2010/02/06 19:47
- 名前: 璃亞 ◆CqIRXYkxeA (ID: xAPqAgFX)
-02
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朝早く、けたたましい音で男は目が覚めた。
万事屋銀ちゃんの店主こと『坂田銀時』
電話に出ると相手は此処でバイト中の突っ込み地味眼鏡こと『志村新八』だった。
内容は、
「昨日家に来た女の子の面倒で忙しいから今日は仕事を休ませて貰う」
との事。
ドSな銀時の事だ、此処に居候しているチャイナ娘こと『神楽』と共に志村宅に新八をからかいに行くのだろう
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また目が覚めると陽空の目の前には茶色の天井が目に飛び込んできた。
どうやら昨日『お妙』という女を待っていて、其の侭寝てしまったのだろう。
……っで、此処は一体何処なのだろう……?
「あら??目が覚めたみたいね」
起き上がるとお妙が居た。
「御免なさいね、昨日はちょっと忙しくって……」
困ったような表情だが、それでも笑顔でお妙は言う。
「……此処は??」
まだ視界が眩む目で陽空は聞いた。
「あぁ……此処は私の家よ。
……それより、御腹空いたでしょ??これ、今日使った玉子焼きなんだけど……作りすぎちゃったから此れで良ければどうぞ」
笑顔のまま差し出された皿には「玉子焼き」本来の黄色いものでは無く、
如何間違えばこんな色になるのか分からない、表現の出来ない物質が乗せられていた。
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