二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 不幸な少年達 【リボ×バッカーノ×禁書】番外編スタート! ( No.95 )
日時: 2010/11/04 21:45
名前: 鈴蘭 百合音 (ID: NihAc8QE)

   前話
     『招待状』


 あれから、3日ほど後

 部屋に届いていた手紙を見て、上条は一瞬動きを止めた

当「招待状・・・?」

 差出人は、沢田綱吉となっていた
 沢田綱吉と言えば、この間の事件で知り合った少年だ
 上条はそっと封を切り、中身を取り出す
 中に入っていたのは二つに折り畳まれた紺色のカードだった

当「・・・土曜日に並盛で花火大会があります。ぜひ来て下さい」

 上条はそばに寄って来ていたインデックスにも聞こえるように内容を読み上げた

イ「ねぇ、とうま。それ、わたしも連れて行ってくれるよね?」

当「追伸。浴衣でおいでください・・・ってインデックスは浴衣持ってないよな?」

 頭に飼い猫(?)の三毛猫を乗っけて近づくインデックスに上条は聞いた

イ「ゆかたって何?食べ物?お菓子?」

当「・・・今、インデックスさんは空腹の状態にあるのですね?」

イ「む。なんで分かったの?」

 不思議そうな顔をして首を傾げるインデックスを見、上条は浅いため息をついた

当(とりあえず、先に晩御飯だな・・・あんまり遅いとこの空腹シスターに俺が喰われる・・・;)

 上条は机に花火の柄の招待状を置くと、空腹シスターから逃げるようにキッチンに向かった