二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂〜女隊員OK!?〜 ( No.20 )
日時: 2010/02/15 17:53
名前: 芽留 (ID: PAeJS2fQ)


本編どぞっ☆

夜、少女の笑い声が聞こえると真選組に通報があった。
「おい、なんでこんな時間に笑い声が聞こえるんだ?」
「知りやせんよ、んなこたァ。とりあえず早く行ったらどうなんでさァ。」
真選組副長の土方十四郎と、一番隊隊長の沖田総悟が話していた。
「行ったらどうだじゃねえ!!総悟、てめえも行くんだ。」
「えー、俺まで行くんですかィ?そんなの土方さんだけで行ってくだせェ。でそのまま死んだらどうですかィ?」
ここで近藤勲と真選組の二人だけの女隊士小野恵弥、藍川遼が入ってきた。
「総悟。まぁ行ってくれや。俺も頼むからさー。」
「・・・。近藤さんが言うなら仕方ねえや。」
「えらいえらい、総悟!!戦うようなことがあったらアタシにも教えてね!!」
「なんでィ、偉そうに。俺の部下だぜィ、お前は。」
「・・・あはは、沖田、勘弁してあげてよ。まあ、気をつけてね、土方、沖田。僕も待ってるから、早く帰ってきてくれよ。」

真選組の幹部クラスの土方と沖田二人だったらだいたいことは簡単に治まるはずだ。森につき、二人は笑い声の主を探した。しかし探す手間は省けた。研究所からクスクスという笑い声と奇妙な音がしたからであった。
「誰かいるのか!?」
土方と沖田がドアを開け、大声で呼んだ。
「何ですかィ?・・・ありゃぁ・・・。」
二人の目の前では体中を真っ赤な返り血に染めた少女が死んだ研究員の内蔵をバラバラにしていた。
「何?お前たち・・・。もしかしてオレに殺されに来た・・・とかぁ?」
少女は妖しい笑顔を見せながら恐ろしいことを言った。
「何してんだ?お前・・・。誰だ?」
「・・・オレ?眞木原友里音っつーの。変な薬飲ませてきたから、ちょーっとお仕置き・・・かな?何か薬のおかげで力強くなったりしたみたい。」
「やりすぎじゃねえですかィ?」
「だって・・・オレは悪いことしてないのに、こいつら・・・。」
友里音はそこまで言って倒れた。
「おい!?」
「土方さん、ここに薬の詳細書いてあるのが置いてありやすぜ。」
沖田は薬の説明書を土方に渡し、呟いた。
「こいつどうしやすかィ・・・?ここにいたら他の奴らまで殺しかねやせんぜィ。」
「・・・ああ。こいつは・・・、真選組に連れ帰ろう。あそこなら俺たちもいるから大丈夫だろ・・・。」
「じゃあ、隊士として真選組に迎えるってのはどうですかィ。こいつの監視もできるし、強いし、戦力も上がりますぜィ。」
「ああ。・・・つれて帰る前に、少し問題があるんだが・・・。」
「何ですかィ?」
「こいつ血まみれだから、このままじゃ固まってとれにくくなるし、人目につくだろ。風呂に入れなくちゃだな・・・。」
体中に血がついてるのは、遠目から見てもわかるほどで、早く洗わなくては帰れない。
「で、何が問題なんですかィ?」
「馬鹿野郎。こいつだって女だろ。俺たちが入れるわけにはいかねえ。」
「俺はべつに大丈夫ですぜィ。」
沖田は平然と答える。
「こいつが嫌だろ!しょうがねえ、小野と藍川呼ぶか・・・。」

数分後、恵弥と遼が駆けつけた。
「どうしたんだい?僕達を呼ぶほど大変なのかい?」
遼は不思議そうな顔を向け、尋ねた。
「あー・・・いや、強いとかじゃなくってな・・・。悪いな、呼んで。」
「いや、土方の頼みならすぐにかけつけるよ。好きだからね。」
『うわ〜遼素直・・・!!アタシも見習わなくちゃかな・・・。』
「なっ///」
「土方さん照れてるんですかィ?」
「てっ照れてねえ!!とにかく!こっち来い!」
「ぷっ。副長めずらし〜。」
照れた土方をからかう沖田と恵弥。そんな光景をニコニコしながら遼は眺めている。
話をそらそうと、本題に入った。案内した先にいた友里音は恵弥と遼も目を疑うほどだった。
「え!?この人、どうしたの?死んでるの・・・!?」
恵弥が弱気な面を見せた。本気で怯えているようだ。
「違う。血が付いてるだけでさァ。そこで風呂に入れようと思って二人を呼んだってわけでさァ。」
「僕達に?」
「・・・なーんだ、そんなこと!?だったらアタイたちにまかせなさい!!」
調子にのった恵弥を放っておいて、3人は友里音を風呂に連れて行った。

「・・・それにしてもこの人、見たことないな。恵弥、見たことある?」
友里音を風呂にいれながら、遼が言った。
「アタシも知らない・・・。なんでこんな血あびてんだろう・・・?」
恵弥も疑問を唱えた。たしかに知らない人間が血だらけになっていたら、疑問に思うに決まっている。
「この人、美人だね・・・。妙さんよりきれいかもしれないね。」
「体も超キレイ・・・。アタシもこんな体だったらなぁー。胸あるし細いし足長いしっ!!!」
風呂から上がり、恵弥と遼は着替え終わった。友里音の服は、遼が持ってきた和服。
「あ、服こっちに持ってこなかった。」
「おーい、総悟!!この人に服持ってきたんだけどそっちの部屋にあるから持ってきてくんない!?」
恵弥が大声で沖田を呼んだ。
「え、入っていいんかィ?じゃ、遠慮なく。」
「え、まだ彼女は着てな」
がちゃ。友里音はまだなにも着ていない、と遼が言い終わらないうちに沖田が入ってきた。
「ま・・・まだーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
恵弥が叫んで、沖田は宙に舞い、吹っ飛んだ。恵弥が殴った。
「・・・何でィ、入って良いんじゃなかったんでィ。」



ここで終わり!!また長く・・・www
中途半端ですみません!!もう少ししたら陽茄と沙羅も出したいと思います!!