二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂 トリップ少女日記。【キャラ募集中】 ( No.106 )
- 日時: 2010/03/25 19:40
- 名前: 真鶴 (ID: A9wxTbZM)
月狼吸血鬼編
第八章、闇の先に待つモノ
「はっ!やっ!せいっ!!」「うらうらうらぁぁ!!」
葵や詩織も敵をなぎ倒す。
麻耶なんかは威嚇だけで敵を倒している。
「友里音出せこのやろぉぉ!!!」
瑞生もそう声を張り上げる。
「そんなに会いたいのなら、連れてってやろうか?」
「…サバイバル」
突然頭上から声が降ってきた。
そして、二つの影が降り立つ。
「…お、姉ちゃん?!」
「誰よ、アンタ!?」
「舞…」
「まぁ、俺達に付いて来れば、分かる。」
そう言い、男と舞の姉、愛は船の地面を壊し、消えてった。
「ま、待てェェ!!」
そのまま一行も穴に落ちてった。
「まっ、真っ暗!」
詩織が声を上げる。
「逃亡…」「そうだな…」
その間にも、二人は走り出した。
「あっ、待てこの!」
その二人を、銀時と土方と新八と近藤は追いかけた。
「ちょっ!なんかあるって!」
秀がそう動揺する。
その時。
バン、と音がして、ライトが付く。
そのライトの中に居たのは。
物言わぬ無数の骸の山と。
血に塗れた(まみれた)。
友里音だった。
「友里音…ちゃん?」
葵がそう口を開いたその時。
いきなり友里音が笑い出した。
「あはははっははは!!何!?まだいたのか!?ならいいよ…もっと血を見せてくれよ!あははは!!」
「な…何!?」
そう舞が言った後、沖田が舌打ちした。
「暴走しちまったかィ…」
「何アルか!?それ!」
「友里音は変な薬を飲まされたらしくてな…ずっと前に監禁されてたんでさァ…最近はそれは無かったんでねィ。俺が近藤さんに言ってやったんでさァ。」
「どうしたら治るのよ!?」
「今は鎮静剤がねェ。でも…」
「俺の手では…」
「グッサリやりたくないって事でしょ。」
葵が自信に満ちた目で言った。
「そんなの分かってるよ。だって…」
「真選組の仲間でしょ?」
詩織も笑って言った。
「んなのハナっからわかってらァ!」
瑞生が鞘から刀を抜いて言った。
「血ヘド吐いても元に戻すよ。」
麻耶が頭をぐしゃぐしゃやって、構える。
「ふふ、やってみなきゃ分かんないですよ?」
正気ともう一つの人格が混じった司が刀を撫でる。
「沖田さんが望むなら!」
帆乃香もそうふっと笑う。
「あたしも忘れないでよね。」
白夜がカミソリヅルを構える。
「覚悟はいいですねィ?」
「おっけーにきまってんじゃん!」
「だったら…友里音!」
「早く帰るぜィ!」
そう言って、全員飛んだ。
—第八章、終了—