二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂 トリップ少女日記。【キャラ募集中】 ( No.50 )
日時: 2010/03/31 17:11
名前: 真鶴 (ID: A9wxTbZM)

月狼吸血鬼編 

 第一章、月夜に響くは少女の声

「やっと見つけたぜ…、篠原亜菜…」
ジャリ、と、何人かの男の靴が地面を踏みしめる。
「早く帰ってやんねーと、友里音が寂しがってるかもしんねェからな…早く終わりにしてやりまさァ。」
そう、一人の青年が言う。
真選組だった。
「ふん。終わりなんて私には無いのよ。」
「ハッ!今から終わりを呼んでやるよ!」
瑞生がビュン!と刀を振る。
「かかれェェェ!!」
土方がそう叫ぶ。
その時。
ビュンッ!!と、一つの何かが瑞生の頬を掠める。
「!?」
それを合図に、さらに何かが雨の様に降り注ぐ。
「ナイフ!?」
ザクッ、と、ナイフが隊士達の体を貫く。
「ぐあッ!!」
「ガハッ!!」
そして、沖田や土方にまで、ナイフや何か、カードの様なものが刺さってしまった。
結局、無事だったのが詩織や、わずかな数の隊士だけだった。

    その頃屯所

「総悟、まだかな…」
「友里音ちゃん、寝ないの?もう、11時だし…」
「総悟が帰ってくるまで寝たくない…」
そう言いながら友里音は寝そうになっている。
(可愛いなぁ…)
そう司が思ったその時。
ドオオオン!!と、爆発音が響いた。
「うわ!?」
二人のいる居間にも煙が立ち込める。
「げほげほごほっ!!」
そう司が咳き込んだ時。
「きゃああああッ!!」
友里音の悲鳴が響いて、友里音の方を見る。すると、
一人の男が、友里音を捕まえていた。
「貴方誰よ!?」
そう司が反抗し、男が口を開く。
「強いて言うなら—狼」
そう言って、男は高く飛び上がった。
「くそっ、離せよっ!やめろ、離せ、バカーーッ!!」
その友里音の悲痛な叫びは、沖田には届かなかった。
その声と重なった、高笑いを聞いていたから。
「あーっははははは!」
    —第一章、終了—
アトガキ
始まりました。
狼君が使いやすくて嬉しいです。
タイトルの通りの狼ですね!
絶好調超!(どっかの動画じゃないんだから)
さぁ頑張ろ。
主人公達が全く出てねぇ。