二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 時雨-時空之音色- REBORN! ( No.64 )
日時: 2010/05/07 03:08
名前: 燕tsubame ◆8TM.1EWlaA (ID: 5PvEL/lW)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

第二章17
    只、それだけの理由。
「はぁ・・・はぁ。。。」
息が上がり意識が朦朧として、視界が霞んでる
「灼漸!!」
灼漸_燕昏滿 灼漸は姉、燕昏滿 蘭漸より先に地に伏した。

「蘭・・・姉」

あぁそっか夢・・・

「おーい燕昏滿二等空尉?」
「はい?」
「任務。私とだよ。」
「了解しました。」
と席を立ち課長_蒼馬総指揮執務官長_に着いていった。
「そういえば蒼馬総指揮執務官長。」
「んー?」
「あの右目が赫い方達と昼食食べてましたよね。というか何で赤飯何ですか?」
「赫い眼のは友達。赤飯の理由は只胡麻塩が余っていたからその時使わないとなと。」
「そうですか。。。」
「あー!蘭姉!」
「・・・誰でしたっけ。蒼馬総指揮執務官長。」
「何言ってるの。貴方の妹でしょ。」
「あーそんな人いましたね。」
「スラリと酷い事言ってるよ!?」
とりま、うん。任務3人その他小人1人、妖精(!?)5匹を含めて任務に。

「・・・鐘?」
「あぁ、ココ、元は教会だったらしいです」
「ふぅん・・・」
と中を歩く。
任務って言っても只、現場で危険物排除。
「リイン。何か見当たる?」
『いえ特に。。。でもこういうところに来ると主に救われた記憶が蘇りますね。』
「そう言われても。まぁあの時は雪武とかが傷ついている気がしてね。反響したり残響など響いたからね。。。一時。」
「え、蒼馬総指揮執務官長・・・書の主とは聞いていましたが、というか何故雪武さん達は書の守護騎士であるのに兄弟関係で・・・?」
「彼等ね、天涯孤独だったんだ。多分母さんより前の世代から・・・その時きょとんと私もしていて取りあえず周りを見回したらリインや雪武達が居て、地に伏してる・・・って言っても多分私が気付かないうちに自分で母を殺したんだろうね。それで一回、隼葵、警戒して嵐の属性の焔を刃として私にやったんだ。ところで燕昏滿二等空尉。」
「はい?」
「私が包帯とかで胴体を隠している理由、解る?」
「いえ・・・」
「彼等を悲しませたくない。そして、蒼霓の書の紋章・・・刺青が描かれているから。」
「はっはぁ。。。」
「機動十課に来た理由。

歩み外した皆を本当の希望の道へ歩み戻させて私みたく堕ちては駄目だから。
っていうことで資格、とったんだよ。」
「蒼馬総指揮執務官長もそういう理由でしたか。」
「え?燕昏滿二等空尉も?」
「私は、ズタズタで。ボロボロで。必死で生きて来たんです。スピカって言う幼馴染みもココに行く事を誓ったのに先に逝っちゃって・・・」
「だから、そのスピカっていう子の分も生きて、ココで頑張ってツーペアで、とにかく上を目指すという只、それだけの理由でか。。。私もそんな感じだな。綱吉が死傷仕掛けたときだって一緒に生きていこうねって。」

ほんの少しでいい。
綱吉が笑っていてくれれば。
私はどうだっていい。
死んだって
消えたって
消え去ったって
綱吉のあの暖かい笑顔が見れればいいんだ。
だけど、
綱吉はそんな私の気持ちを知らずに只の友達として見ている。
それが嫌で、一時にげたことだってある。

私はわがままだから、伝えたいことは絶対伝えたいんだ。

言葉が通じなくともね。

そうして危険物排除の任務終わってそれで自室に戻った。
第二章18
    長い抗争の闘いⅠ〜誘うならばこの肉体、滅ぼしてやる。〜に続く 

あぁ、第三章も考えないと。