二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 時雨-時空之音色- REBORN! ( No.70 )
日時: 2010/05/07 03:11
名前: 燕tsubame ◆8TM.1EWlaA (ID: 5PvEL/lW)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

第二章20
長い抗争と戦いⅢ〜燃え盛る薄ら紅。〜
「本当にこれだから・・・嫌なんだっ!!」
とキャリオは嵐の炎を纏った槍で一閃。
『地獄燕!!』
と二人とも別別の攻撃をする。
(やはりさっきからおかしい。こいつから・・・拒絶反応!?)
テングラムは攻撃をよけながらそんな事を思った。
(やっぱりこの状況・・・死ぬかな。)
キャリオは一閃突き終わり脇腹に手をおいた。
キャリオは特別な普通の人造人間や、只の人間と違う。
彼は、  _異空間症_
異空間症というのは、自分を拒絶し、そのたびに暴走し、ユニゾンしているコアでさえも影響を受ける。

それ故に最後は死。
「やっぱこの症状可笑しい。テングラム、アンタもだろ?」
「よくわかったな小さき槍騎士。」
「否、何度か一閃突いて薄々気付いたんだよ。得に突いたところが炎症じゃないか?」
「まあな。さて・・・同じ症状をもつ小さき者、友に肉体が燃え尽きるまで殺り合おうじゃないか。」
「奇遇だね。・・・その殺り合いに乗ってやろうか。」
『おい!おま・・・キャリオ正気か!?』
「うん。」
『・・・ったくこんなありえないのは御前のじいさん以来だよ。』
「そりゃどうも。」
とアサルト式史上最大火力の技の構え

零_封焔燕舞創彗幻楼《フウホノエンムソウスイゲンロウ》_

一番難あるのは小さいから。
小さいとその分の反動は最悪死ぬ事もある。

「死ぬこともある筈。それ故に何故貴様は死ぬまでこんなことをする?」
「・・・強くなる為。」

強く_強く強く願うのは
小さき槍騎士。

小さき頃母親を亡くしそれ故サンドバックのように暴力を受け、独り孤独と夜の恐怖に怯えながら涙を流していた。

そして、とある出会いで彼は変わった。

蒼く澄んだ眼と紅く澄んだ眼を持った女性の活躍がテレビでやっててその女性の取材で
『蒼馬さんは、失って強くなったことが在りますか?』
という取材者の質問に
『私は、今からそうですね。7年前にとある決断の為、弟を氷の中に閉じ込めて、それ以前に母親を自らのこの手で・・・そして一時は殺害容疑で賞金首にやられて。でも、日本の彼がそれをカバーしてくれて。強くなった理由は、、
この手の魔法で誰かを傷つけるものじゃない。
この手で大好きな皆を守る。
それを心得て、失ったり傷ついた分だけ強くなったと私は思います。』
『そうでしたか。』
とそのソウマと言われた女性を母親の面影と重ねると似て、そして、母親と違うのは
失うたびに強くなったということ。
そして、それで、自分も強くなりたいという思いで

機動十課に来た。

「まぁ守りたいものが在るから。」
「なるほど。」
「と言っているテングラムは何で戦い抜いている?」
「私は私の欲がすむまで。そして、ゼロア兄の為。」
「それって自分勝手・・・じゃないですか。」
「まぁ・・・そうといえばそうだな。じゃあ遺言等はこういうのでいいな、」
「お構いなしに。」

一方先に行った魅弥達
「本当に何処に置いたんだよ。」
あ、やば、血管顔に浮き出てるか?
「この先と何度も言わせるな。」
「そのボウガンよぉ。ちょっと斬っておこうか?実麻。」
「断る。これとは長い付き合いでな。」
「ふぅん、、、」
と魅弥が頷いた瞬時ボウガンが壊れた。
「何!?」
「銀河兄さん、返してもらったよ。」
と峰廼霞の背に銀河は居た。

_あれ。唇凄い蒼紫。コイツ凍結したんじゃないか?_
「銀河!」
「魅・・・弥・・・さん。」
あー更にムカついた。
抹殺じゃねぇ。やっぱコイツはエクシードフォルマで潰した方いいな。あぁ。
「うん。ごめん。俺の不注意で。・・・だから、俺はもうあの時みたく手を抜いたりしない。」

だから_と呟いて眼を実麻の方へ
「本当にこれが終わればいいんだよね。だよな?」
と黒く
漆黒に染まった翼と
白く
純白に染まった翼を
持った時、
綱吉達が遅れて来た。
「綱吉・・・相変わらず遅刻沙汰だね。」
「ってその姿!!また・・・」
「大丈夫だよ。もうこれは自分自身の魔力最大限。あの時みたく皆を困らせない。」
「あ、でも・・・
手伝ってくれるかな。
聖王を生み出そうとした奴、そして俺の弟!!」
と白く澄んだ大剣を背後へ突きだす。
「っくあ・・・・」
呻き声_ビンゴ。
「あの時全力全開だった筈。」
「ボ・・・スぐぁ・・・」
「あー声帯もう潰したからもう

てめぇには用無い。        」
と黒い大剣で昏苑をなぎはらった。
「じゃあ本当に終わらせるぞ。」

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      本当の永久の眠り。