二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リボーン 復讐のインフェルノ 第十弾更新 コメ求む!! ( No.106 )
日時: 2010/11/18 15:11
名前: 風 (ID: OK7TThtZ)

コメントして下さった方々本当に有難うございます!

黒ちゃんへ
いやぁ,分るよ?
大いに分る♪


アリスへ
そうですねぇ…アリスのお姉ちゃんの件は実は面倒だったので,
何か主人公と関連付けちゃえとかって感じorz

あぁ,そういえば何となく似てるかも?
別に意識はしてないよ!!

クレイア様へ
大丈夫★レヴィ好きって人は殆ど居ないさ^^(オイ
そうだねぇ…兄弟…居ない人には羨ましいみたいですねぇ(苦笑

僕は四人兄弟なんだけど1人意外とは仲が滅茶苦茶悪くてさ___



第一章:崩壊と新たなる罪
第十一弾「パンドラの箱」


(ヨキ・アルフェイス視点)


あぁ,そう言えば明日新しい歌の発売日だなぁ…
裏ではマフィアなんてやってるけど一応,現実世界ではテレビにも出捲くってるし…
出たくないけど…

歌姫様だし___美人って持て囃されるし,詰りそれなりに有名だから?
多分,私が死んだらマスコミが凄く騒ぐだろうな…
そして___そしてさ……多分,私がマフィアだったって情報も突き止められて…
きっと,ファンだった人たちは悲しむんだ…
悲しむに違いない————
アハハ♪何かこんなシチュエーション,本でも見た事あるな?
あれは確か…裏ではマフィアの青年で表では芸能人…映画俳優って人だったけ?
主人公ではないあっさりと退場しちゃう脇役なんだけどあの小説で一度だけ…一度だけ
彼の絵が載った頁が有ってさ。
スゲェ美形で……その小説で一番好きなキャラだった。


それにしても___
痛かっタなァ…どうせアタシやっぱり死ぬんだロナ…

良いやぁ…
誰が悲シんデも誰が騒いでもモうアタシには関係のなイ事____ 


              ——————アタシ弱くテ臆病で…


                         〜何時も皆ノ足引ッ張ってタ〜




                              結局今回も死んデ……




                                 ゴメンナサイ____



………………
……………………………
…………………………………………………………?


アレ?確実に死ぬ傷を受けた筈なのに?
って言うか考えてみたらアレ?何であんなに長い時間感傷に浸ってられたんだ??
何故_______



ピカァ…


何だ?光が眩しい……太陽光?違う!是は人工的な光…
何?
何なの…何が起っている?目が開くなら目を開いて確かめないと…
でも,怖い…


雷羅「ヨキィ〜,目覚ましなさいよぉ?」


この声は___
この下手な発音は新美 雷羅…私の仲間の声だ。
良かった……雷羅は平気みたいだ…
そうだ…最後の言葉伝えよう…


「ねぇ,雷羅?雷羅なんでしょ??」
「おっ♪ようやく目ぇ覚ましたかお姫様?」

「今まで足引っ張ってばかりだったけど雷羅は私に優しくしてくれたよね?
有難う—————声が綺麗なのに少し発音の下手なあなたの喋りが好きだった。
さよなら」


恐る恐る目を開けて見た雷羅の服が破けて血だらけになってるのを見て
彼女も痛くて辛いのだろうとか思いながら私はまた瞼を閉じた。
今度こそ眠ろう。
そう思った時___


「はっ!?何,今生の別れみたいな事を言ってんのアンタ!!?」

雷羅の荒々しさの有る声が響いた。
まるで何を死に急ぐんだとでも言いたげな声…だって,仕方ないじゃない。
私,致命傷を受けたんだよ…貴方,アタシの胸を見たら怪我の程度分るでしょう?
____って,何故だ…何故,私の体は健康その物の様な状況……
それ以前に雷羅は何故,あれ程の出血で平気そうなんだ?
返り血……否,返り血ならあんな場所に_______



「まさか————さっきまでのヴァリアー襲撃は夢で是はケチャップ?」

バキィ!

「どんだけ想像力豊かなんだ!!」
「いったあぁぁぁぁ!!何なのさっ?」

雷羅に殴られた痛みがジンジンする。
どうやら夢じゃなくて現実のようだ。
何処からが夢で何処からが現実だろう…雷羅に聞いて見ようかな?

「雷羅?何処からが夢で何処からが現実?」
「多分,アンタの脳内の記憶は全部現実だよ…」

「可笑しいなぁ……それじゃぁ,アタシ死んでる筈なんだけど?」

私は先の戦いで付いた傷を思い出し益々可笑しな気分に晒された。
だって,可笑しいよ?可笑しいって絶対!!
あの損傷だよ?あの出血量だよ!!?絶対アタシ現実だったら此処に居ないって(汗


「まさか,一度死んで蘇ったなんて事はないだろうしなぁ」


アタシのふと思い付きに言った言葉に雷羅が冷めた瞳を見せた。
青と緑のオッドアイからは何故だか呆れよりも肯定の念を感じた。


「嘘_____」

「————————」
「嘘だと言ってよ?」


「本当だよ?アタシもトールもアリスも……アンタもルナジェル達も皆死んだんだ」
「は?」

何?
雷羅は何を言っているの?
有り得ない。
有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない!!!
生き返った—————
本当に?
何の力で…どうして!?


「いやぁ,お嬢さん♪何が何だか混乱しているみたいだねぇ?」

その時,雷羅が居る反対の方向から男とも女とも取れる中性的な声が響いた。
混乱しているみたい?当たり前だ…生き返るとか有り得ない!!
だって,私の殺した人間に生き返った人間なんて居ない…
どれだけ望んだってどれだけ手を尽くしたって人の命は所詮は一度きりの物の筈………


「言葉も出ないほどに驚いてる?」
「______えぇ」

「是は僕らにとってパンドラの箱と呼べる存在だ」

ふと目を見やると14〜15位の男とも女とも取れる魔女みたいな服装の奴が私の前に座っていた。
パンドラの箱___其れは自分のボックスをアタシの目線の上に重ねて言った。


「パンドラの箱?あの開けたら大いなる混乱が起るって言う?」
「そっ」

「_____其れは人を生き返らせるの?」
「はぁ,そうだよ?この説明も三回目でいい加減飽きたなぁ……
このボックス兵器は究極の晴れの力を有する兵器さ。
心臓や脳内の記憶の活性,いや覚醒と言った方が良いかな?それが出来る。
最も,回復させられると言っても無制限って訳じゃなくて
彼が選んだ存在しか生き返らせれないんだけどね?
そう言う事でシャイングって晴れの守護者の子が生き返らなかった…」


頭が付いて行かない。
兎に角,目の前の奴の持つボックスは世の中の断りを捻じ曲げる事の出来る様な代物らしい。
何故,この子がそんな物を持っているのか?何故,それをあたし達に使用したのかは理解できない。
そして____シャイングが生き返らなかったと言う事実が軽く告げられた。
何故だか涙は出なかった
___ヴァリアーの襲撃————パンドラの箱,突然多くの事が起り頭が付いて行かない。


「死んだのか…………詰り一度は…」
「そう言う事♪」


「まだまだ,未練あるだろう?神への冒涜だとか自然の摂理に反するとか忘れちゃって……
そして,永遠に黄泉の世界に逝った彼の事も振り向かないで君は生きないと行けない」

パンドラの箱は開かれた。
生死を操作する意思を持った究極のボックス兵器…最強の晴れのボックス兵器を有する存在___


「_____神?」
「そうかもね?」


「貴方の名は…性別は?」

「僕は男だよ…名前はジンジャーブレッドって言うんだ?」

女だと思い込んでいた奴の本当の性別は男でジンジャーブレッド等と美味しそうな名前だった。
だが,そんな事は関係ない。
ただ,彼の言うとおり辛い事なんて忘れて今生きている事を感謝した。
するしかなかった。


ムクッ___

「シャイング以外は生きてるんだろう?皆の所に行きたい」
「他の奴らはもう,受け入れて各々,行動してるよ」

雷羅が言った。
そっかぁ,それなら責めて我等がボスに会いに行こうそう思って私は足を動かした。


「アリスに会ってくるよ」
「ルナジェルにも会って欲しい…アイツ,シャイン失って辛そうだから…」

「____分った」


夢じゃない_____
死すらも凌駕する生の力______
恐怖すら感じたが認めるしかない______


                              歩ンで行クシか無イ————



                                   前へ前へ—————



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(ルナジェル・イスアニズム視点)

ガチャッ___


扉の開く音が静寂の白い部屋に響き渡る。
この白く薄い部屋は音を拡張する効果が有るらしく騒々しい。
誰が来たのだろう?雷羅かな…それともアリス?リアーナかも……
どうでも良いや…どうせ表面上の慰めを言いにくるだけだろう?
何を言ったってシャインは戻ってこない。


「ルナ…雷羅から聞いたよ」

あぁ,ヨキ…ヨキも生き返ったんだね?
凄く嬉しい___凄く嬉しいけど憎悪の涙が流れるのは何で?

「何でよ…何で!?他の皆は生き返ったのに何でシャインだけ!?」


ポタポタ____

グッ


「ゴメン—————帰ってこないのが私だったら良かったかな?」
「そんな事……そんな事は無いよ!!」

彼女が生きていて凄く嬉しい。
彼女の歌が好きだから___弱気だけど仲間の為にはその弱気を隠してでも戦う彼女が好きだった。
なのになんでだろう?素直に喜べない…
何でだろう___
逆恨み…?


この衝動は何だろう___
何故だろう?目の前の仲間の細い首を見ていると首を折りたくなる。


ガシィ!!

「ルナジェル?」

「何でかなぁ……アンタを殺したって何にもならないの分るのに…
アンタを殺したらシャインが帰ってきそうな気がするよ……」

「____そう,思うなら一思いに…」


そんな筈ない。
生き返りもしなければ私の心の中のシャインが喜んでくれる筈が無い。
分ってる___
唯,目の前にいる女なら殺せる気がして憂さ晴らししたいだけ?
何故だろう…私はそんな事を考える子だったろうか?
一度死んで生き返ったから?
だったら他の子たちも………
唯,今直ぐに出来そうな事だったから………
そんな事を考えていると私はヨキの首から手を放していた。


「馬鹿だね_____そんな事有り得ないのに」
「———————そうかな?私は____私が生き返らなければシャイングは生き返ってたと」

トン

「そのマイナス思考は頂けないなぁヨキ♪」

「…………ルナだって私を殺してシャイングを生き返らせようなんて相当マイナス思考じゃん?」


「っ……うぅ,一本とられた!」
「良かった…笑った」


彼女が微苦笑を浮かべながら私が笑ったことを指摘した。
指摘されて自分が笑ったことに初めて気づいた私は多少でも生きる余裕が有る事に気づいた気がした。





                             有難うヨキ_____



                                       ∞END∞


NEXT⇒第十二弾「復讐の輪廻 Part1」

〜キャラクタ語り〜

今日は,ルッスーリアとフランですvvヴァリアーをとっとと済ませて違うキャラを語りたorz

7.ルッスーリア語り

おねぇですvvオカマです^^
グラサン筋肉の晴れの守護者です。ハイ,終わり!
他に何か?
あぁ,駄目人間集団ヴァリアーのお母さん的存在ですね!!


8.フラン語り
はい,普段ボケッとしてます中性的で厳しい突っ込みの光る少年です^^
特にベルやレヴィあたりと組むと毒舌が光りますねぇ♪
可愛いお顔が好みですよぉ★
マーモンの弟子だと思ってたけど骸様の弟子だったんですねぇ^^
どっちでも個人的には乙です!