二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 虹色の毎日【イナズマイレブン】 ( No.15 )
- 日時: 2010/02/18 21:10
- 名前: かのん ◆DezVC51ZuY (ID: VpiV80kC)
第03話「オレオレ詐欺って結局」
(ミオの所にオレオレ詐欺の電話が来ました。
ちなみに犯人は『』でしゃべります)
プルルルルル……プルルルルル……
ミオ「あ、はい!!どちら様ですか」
『お、俺だよ!!俺!!』
ミオ「カフェオレですか?うちはコーヒー屋じゃないんです」
『(いや、カフェオレとコーヒーは違う…)俺だけど!!』
ミオ「えと、……名乗ってください?」
『いや……ちょっとさ、』
ミオ「名乗リーヨ」
『……俺だよ!!』
ミオ「え?一之瀬くん?」
『(なっ…!?)そ、そうだよ。一之瀬』
ミオ「雷門の?一之瀬……くん、か」
『(友達か……?)そう。で、ちょっと俺事故にあっちゃってさ』
ミオ「えーまたぁ?大変ですね。秋ちゃんたちには言ったの?」
『いや、その……100万円必要でさ』
ミオ「へー……で?」
『振り込んでほしいんだ』
ミオ「……えと、本当に一之瀬くん?」
『あぁ。一之瀬』
ミオ「……。クイズです。一之瀬くんの幼馴染の男は雷門に来る前どこの学校だったでしょう」
『えぇ!?いや、クイズとかやってるヒマなくて』
ミオ「なんであたしに電話したの?一之瀬くん」
『……』
ミオ「おーい?」
『とにかくまぁ、振り込んでくれないか?』
ミオ「なんか声違う。一之瀬くんそんな声じゃない気が」
『ぐっ……もういい…、秋?に頼んでみるよ』
ミオ「ってかなんなの?結局」
『え?』
ミオ「とりあえずまぁ電話切るね」
『……』
ブチッ ←電話切った
ミオ「あれほんとに一之瀬くんなのかな?声とか全然違う」
ガゼ「? どうしたんだ?」
ミオ「ん、なんかね、最初『俺だよ俺!!』ってしか言わなくて」
ガゼ「……それはオレオレ詐欺じゃないのか?」
ミオ「え、まじで!?これが……」
ガゼ「振り込まなかったのならいい」
ミオ「あたしてっきり『俺だよ』なんて言われたから一之瀬くんかと…」
ガゼ「はぁ…もう騙されるな」
ミオ「わかりました」