二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 虹色の毎日【イナズマイレブン】 ( No.184 )
日時: 2010/05/31 11:45
名前: かのん ◆DezVC51ZuY (ID: L46wKPpg)

第19話「ミオ流☆休日の過ごし方」


日曜日って気楽だね。
うん、最近気付いた。

そういえば前に買った小説まだ読んでなかったなー。
もちろん真面目な本じゃないですけどね。ラノベですけどね。
ラノベ愛してるよ!!

と●ドラ!とか涼宮ハ●ヒとか、アニメ化されてるやつはいっぱいあるしね。


あ、あとギャルゲも全然進めてない。
今日はたっぷり時間あるし午後にでもやり込もうかな。うん。

ドラマCDも買いまくったけどぶっちゃけまだ聴いてない。
声優さん豪華なんだよね。寝る前に聴こうかなぁ……。

あ、ちょっとギャルゲプレイしてからラノベ読もうかな。


と、今日何するか考えてた。


バン「ミオー。この前借りてた電卓返しに来……た…………」

ミオ「ッ!?」

バン「…………ノックしてなかった。」


ばたん。


バーンが部屋に来たのは、あたしが妹もののギャルゲやってて

『おにーいちゃん♪一緒にお風呂に入らない?なーんちゃって、うふふ』

なボイスが流れてるときだったのです。



コンコン


バン「ミオ、電卓返しに来た」

ミオ「あ、うん。……誤解しないでください」

バン「なんのことだ?俺は別に電卓返しに」


バーンめっちゃ遠い目で見てる。


ミオ「……大丈夫っ、あのギャルゲの主人公の名前は雪花にしてないよ!」

バン「そんなこと聞いてねぇ!!!」

ミオ「しかもね、主人公の名前を設定しても妹たちは基本“お兄ちゃん”とか“お兄様”とか“兄さん”とかしか呼ばないの。でも主人公の友達とかはちゃんと設定した名前で呼ぶんだよ。あ、あとレアEDで“○○お兄ちゃん”とか呼んでくれるときあるの!!だからそれ目指してがんばってr」


あれ、気付いたらバーンがいなかった。


ミオ「……引かれたな。」

クラ「……。オタクだったんだ、」

シー「今知ったの?クララ」

ミオ「え、ちょ。いつからいたの!?」

シー「んとね、バーン様がここに入ってくるときからここでクララとしゃべってた。だから会話は聞こえてたよ」

ミオ「……死にたい」

クラ「引いてないから大丈夫よ。そんなことでミオを嫌いになるほど心狭くないわ」

シー「ん、そもそもミオがヲタクってことはガゼル様とあたししか知らなかったと思う」

ミオ「え、なんでガゼルが知ってんの……!?」

シー「前にミオがイヤホンで曲聴きながら、題名がいかにもヲタくさい本を読んでたって言ってたよ。ガゼル様が」

ミオ「…………」

シー「……隠れヲタクのつもりだったのね、ミオ」

ミオ「で、でもガゼルとアイシーちゃんとクララちゃんしか知らないよね、今は」

クラ「たぶん。でも今のでバーン様も知ったんじゃない?」

ミオ「数人だけだもん! ……だ、誰にも言わないでくださいっ」

シー「うん。 あー、あと何だっけ。ガゼル様が言ってたんだけど、本屋に行ったときにミオを見掛けて、ミオが男と男が抱き合ってる本……とか?立ち読みしてたって」

ミオ「…………」逃走。

クラ「あっ、ミオ!?」

シー「行っちゃったね。……別に引かないのに」

クラ「大丈夫かしら?」

シー「大丈夫だよ。 たぶんガゼル様の部屋に行ったんじゃないかな」

クラ「殴りこみに?」

シー「……どうだろう。」









ミオ「ガゼル様あああああああああッ!!!!」

ガゼ「っ!? 部屋に入るときはノックくらいしろ!」

ミオ「ねえ、なんで!? なんであたしがヲタクだってことアイシーちゃんに言ってるの!?」

ガゼ「……知るか。」

ミオ「待ってあたし死にたい超死にたい。いっそ殺してください」

ガゼ「早まるな。私はミオを健全で変態なヲタクだとしか思っていない」

ミオ「そういう問題じゃなくてッ! アイシーちゃんにはバレたくなかった」

ガゼ「……すまない。あれを目撃したときはどうすればいいのかわからなくて、そのときは素通りして後からアイシーに言ったんだ」

ミオ「あれって何……?まさか」

ガゼ「……ホモ本コーナーでミオがニヤニヤしながr「それ以上言わなくていいですうううううううううう!!!」…………」

ミオ「産まれてきてごめんなさい生きててごめんなさい今ここに存在していてごめんなさい」

ガゼ「正気か」

ミオ「……失礼しました。」


 ぱたん。

ガゼルの部屋から出て行った。


ああ、あたしはどうすればいいですか?死ねばいいですか?
こんな変態で変人なヲタクってことをアイシーちゃんやクララちゃんにバレたのですよ。



20話に続く。