二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 虹色の毎日【イナズマイレブン】 ( No.208 )
日時: 2010/10/02 09:59
名前: かのん ◆DezVC51ZuY (ID: qNIh9ax1)

第21話「ロリコンは犯罪じゃない」



ミオ「ねえーガゼルー」

ガゼ「……」

ミオ「あれ、あたしガゼルにシカトされたのってこれで何回目だっけ」

ガゼ「……はぁ。何だ」

ミオ「なんでそんな盛大に溜息つくんですか」

ガゼ「どうせまたしょうもないことを言い出すんだろう」

ミオ「え、違うよ! 全然、真面目な話!」

ガゼ「……」

ミオ「疑いの目で見ないで、本当だよ」

ガゼ「で。用件はなんだ」

ミオ「うん、ちょっと思い浮かんだんだけどね。今さ、急に腕が にゅーんって10メートルくらい伸びたりしないかなぁ」

ガゼ「……。何故またそんなことを」

ミオ「また!? またって。あたしこんなこと言ったの初めてな気がするんだけど!?」

ガゼ「で、何故10メートル腕が伸びて欲しいんだ。 遠くからクララやアイシーやレアンにセクハラするためか?」

ミオ「なっ!? え、もしかしてガゼルってあたしのこと犯罪者だと思ってた?」

ガゼ「……違うのか?」

ミオ「そこで不思議がられることがあたしは不思議だ」

ガゼ「ミオはただのロリコンで犯罪者じゃないのか?」

ミオ「ロリコンは犯罪じゃないよ!!」

ガゼ「……。」

ミオ「あのね、ロリコンが犯罪なんじゃないの。幼女に猥褻行為をしたりいろいろなことをするのが犯罪なんだよ! ロリコンは幼女への性的嗜好や恋愛感情を持つ人のこととかを言うだけであって、犯罪じゃないんだよ!わかった!?」

ガゼ「わからない」

ミオ「っ……ごめん、鼻血出てきた」

ガゼ「こ、興奮するな!」

ミオ「ティッシュ取ってきます」

ガゼ「……ああ」





ミオ「ただいま、鼻血止まったよ!」

ガゼ「あー。それは良かった」

ミオ「結構話逸れてたけどさ、腕が10メートル伸びないかなっていう話なんだけど」

ガゼ「そういえばそんな話してた」

ミオ「ちょっとそこの箱に入ってるお菓子を取りたかったんだよね」


ミオが指差したのは10メートルくらい先のお菓子の箱。



ガゼ「……結局しょうもないことだな」

ミオ「お菓子はしょうもなくないよ。 ああッ!今なら腕が伸びる気がするッ!」

ガゼ「……」