二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: キセキの花ーREBORNー ( No.32 )
- 日時: 2010/04/11 17:18
- 名前: 花梨 ◆dC9aLZ6cMo (ID: sH2xenM.)
- 参照: とうとう中2になっちゃいました☆中2って微妙ですよね(´・ω・)
中2になってからの、初更新♪
story6「ツナside」
「ちょっと、休み時間空いてるかな?」
こんな俺のささいな願いでも、桜下さんは、いいですよ、と笑って頷いてくれた。とりあえず、屋上に誘っておく。屋上って、人いないよね…。多分。
前の方に目をやると、獄寺君が俺のほうを睨んでいた。あ、桜下さんを睨んでるんだ…。こ、怖ぇ…
山本は…寝てる!?いいよなぁ、山本。あんな席だから、ちゃっかり寝れるし。
こんな事を、考えていたら、授業はいつの間にか終わっていて、俺の周りには、獄寺君と山本がいた。
「10代目?どうしたんスか?」
「あ…。うん、ちょっと考え事してて」
「そういえば、転校生見ないけど、どっかいっちまったのか?」
あ。
やばっ!!!忘れてた!!!
「ごめん。屋上で用事あるから、行かなくちゃ」
「?俺達も行きますよ」
気持ちは嬉しいんだけど、行っちゃったら、獄寺君何か切れそうで怖いよ!!さっき思いっきり睨んでたじゃん!!…と言いたいはずが。
結局、獄寺君の迫力に負けてしまい、2人とも屋上に行くことになった。
屋上に着くと、桜下さんが誰かと話してた。…リボーンか。
「…それじゃ、よろしく頼むぞ」
「分かりました」
真剣な表情で話してる。一体、何を話してんだ…?
「10代目、あいつ転校生じゃないスか」
「どうしたんだ、ツナ?転校生の知り合いか?」
「いや、アレは…」
「ちゃおっス」
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!リ、リボーン!?…と、桜下さん…
「ちょっと遅かったですね、ボンゴレ10代目沢田綱吉さん」
大きなお世話だよ!!俺だってそこらへんの事情とかあるんだよ!!!そんな俺の事情も知らず、桜下さんは微笑んで、言った。
「それじゃ、始めましょうか。」
そう言って、腰から傘を抜き出し、怪しげな微笑みで桜下さんはにっこりした。
途端に凍えそうな悪寒と、吐き気が俺の体を締めた。
『コノヒトハアブナイ』
俺の中の本能が
そういった気がした。
———————————————————————
etc……