二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂-剣の舞- 『復帰』 ( No.60 )
日時: 2010/03/14 12:03
名前: 椿薔薇 (ID: a5DdqbyH)

第四話「殺し屋送還、悲壮感」

「…なんのようだァ?」
剣は解ってる。という顔をしながらも沖田に諦めたように聞いた。

「近藤さ…局長が屯所まで来いって言ってるんでィ」
話によると、剣を捜すように言われていたらしい。殺し屋だということが勘づかれてしまったのだ。

「…(今こそチャンス…ここは)いいぜェ、いまさら戻っても変わんねェしな」
心で呟いてから、おとなしくついていくことにする。

沖田はおとなくついていくことにした剣を不審におもったようだが、着いてこいといって屯所へ連れていくことにした。

「もういいや、もうどうでもいい、銀さん帰らせてもらうから、うん…お目覚めテレビ始まるから…」
こっちも諦めたように、いやふてくされながら歩き出す、だが後ろから
「おい」
剣の呼び出しをくらった。
「今日はリサイクルの日じゃねェぞ?ジャンプどうすんだァ?」
…、目を落とせばジャンプがばらまかれ、そこにもう一言。

「旦那ァ…こっちのジャンプはなんですかィ?」
沖田が指を指していたのは大量のジャンプと…他の雑誌の山だった。
ゴミ山の後ろに隠すようにジャンプがおかれている。

もちろん決まりごとのように燃えるだとかいった後に片付ける羽目になってしまった哀しい男…ではなく銀時だった。
「で、こっちはなんですかィ?」
その言葉に剣は目を向ける。

そして沈黙が流れる・・・

剣が殺った者の死体が山積みになっていた。
その光景に沖田は剣の方を見た
「・・・クク、分かってんだろ?俺が殺し屋ってことぐらいよォ」
だが、剣は微動だにせず肩をふるわして笑った

「こりゃァ・・・早く連れてった方が良さそうだ」
歩こうとしたときに今度は

「お、おい!」
銀時が止めた。

「なんだァ?まだいたのか、もう行っていいぜェ」

「なんでィ、旦那。お目覚めテレビ始まってますぜ」

「いやいやいや、この死体は?つーか、扱いおかし過ぎねェ?銀さん新八でもないし、Mでもないし・・・」
本題にずれて話し出してはや2分・・・

「・・・以上!覚えておくようにーって!!あれ?」
ジャンプの山に囲われて独り言を呟いていた銀時を見る目はもちろん、可哀想なことになっており、沖田も剣も目の前にはすでにいなく、山積みの死体も忽然(?)と姿を消していた。

「えェェェェェェェェェェェ!?」
なんて言う声が響いたその頃剣は車に乗せられて屯所に連れていかれていた。
「(・・・そういやァ、アイツ置いてきちまったなァ・・・)」
そんなことを思いながら無言で座っていた。
すると
「おィ、着いたぜィ」
沖田がそういい外に出た。
続いて剣も出て行く、目の前には新撰組屯所があり車の後ろでは新撰組が大量の死体の始末をしていた。
剣が殺ったもの達、合計で20人程。
全員が巨漢であり男、武器も所有していた。