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†＋02...落下...


時間は過ぎ、放課後に差し掛かった時。

噂の3人——茅乃、那由、康生は公園にいた。

とても小さな公園で、あるのは小さなブランコとすべり台、鉄棒だけだった。

『この公園もだいぶ古くなったねー…』

『そりゃー、俺たちが生まれる前からあるしなー、』

『本当、人影少ないわよね…』

小さい頃からこの公園に集まって遊んでいた3人。

遊具も少ないこの公園にいて楽しいのは、自分以外の2人がいるからだった。

『……お菓子、買ってこない？』

『お、いいねーぇ』

『付き合ってあげるわよ、』

『んじゃレッツゴー!!』

茅乃が乗っていたブランコから飛び降りた、その瞬間だった。

『え!?、』

地面に穴があき、そこに落ちてしまった茅乃。

『『茅乃!?』』

2人もブランコから飛び降り、茅乃の後を追った。


3人とも、ただただ、落ちていった。

真っ暗な方へ、ひたすら真っ直ぐに。