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†＋03...暗闇...


穴に落ちた3人は暗闇にいた。

真っ暗で、何もない場所に。

『ちょ、ここどこだよ!?』

と茅乃の声が暗闇に響いた。

『おいおい茅乃。お前女だろうが。そんな言葉遣いするなよ…』

苦笑いしながら言う康生。

『この大事なときに性別なんて関係ないだろうが!!』

茅乃が急にキリッとした目で訴えるように叫ぶ。

『なんでアンタは無駄に男らしいのよ。』

グサ、と茅乃をさすかのように放たれた那由の言葉。

『何さ何さ!!こんな可愛い茅乃に男らしいだなんて……』

『『え……』』

声を合わせてつぶやく２人。

『え、冗談だよ。何その「痛々しいな、この子。」見たいな目!!』

『だって痛々しいじゃない、アンタ。』

『だよな。』

うんうん。といったように顔を見合わせる二人。

『ひどっ!!』

味方がいなくなってしまった茅乃。

そんな彼女はいじけるしかなく、隅っこのほうで体育座りするのであった。

『それにしてもさー…ここどこだよ。』

『暗いわね……。』

『そもそも何であんなところに穴なんか…？』←茅乃復活。

《ひひひっ!びっくりしたか、やっぱりｗ》

そんな時、どこからか聞こえた声。

この声の持ち主が、すべての事の元凶であった。