二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【東方】うちのメンバーが幻想入り【ポケモン】 ( No.49 )
日時: 2010/03/08 23:23
名前: かっぺい (ID: qrbmE5ew)

マシロ その7



異変に気付いたのは、相手の間合いに入ってからだった。
迂闊、まさかそんな事になるとは思わない。
にたりと笑う『それ』を見て、私は鳥肌を立てた。

「焼き鳥ぃぃぃぃ!!」

「あぎゃややゃゃゃゃ!!」

咆哮する白黒の獣から、全力で退く。
それと同時、服の襟元が斬れた。

「手羽先ぃぃぃぃぃ!!!」

「ひぎゃやややゃゃゃ!!!」

獣が大きく跳躍する。
その目は明らかに狂っていた。
顔面をぐしゃぐしゃにしながら、それを振り切る。


そもそもの発端は、私が声を掛けた事にあった。
触らぬ神に祟りなし、ネタの臭いには気をつけろ。

白黒の異形は、最初に見た時かなり憔悴しているようだった。
言葉が通じれば、と一応声を掛けてみたら……この様。
空腹に勝る物無し。それにしても私が普通の鳥に見えるとは……


とまぁ冷静に解説するのも、正直言って空元気だ。
ほら、既に獣の口が足下にある。

……ある。
…………ある?

「ご飯ッッ」

「ごはぁッ!」

右足に噛み付かれた。



これにてストック終わり。次回からスローペース?
とりあえずはお粗末様でした。何か変な点あったらご指摘ください。