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「あたしの特等席」

【4話】


瑞「うん。もう落ち着いた・・。」

総「そうですかィ。」

瑞「あれ?離さないの?」

総「離しやせんぜィ。」

瑞「う・・・。もう,大丈夫だよ。それに,ほらもうねむいし・・・。」

総「寝たらいいじゃねェかィ。」

瑞「いや,いいよ。今日ぐらい徹夜でも。。。」

総「なんでィ」

瑞「.......Zzz......」

総「スキ......だぜィ。。。瑞生。」

瑞「スキ・・・だ。総悟。」

　　瑞生は,寝言で告っちゃったみたいです。


_____翌日_____


瑞「ゴホッ、、、ゴホッ・・・。」

総「おい,どうしたんでィ・・・瑞生。風邪ですかィ?」

瑞「・・・みたい・・・・。」

総「ったく,しょうがねェ奴でさァ。。。保健室・・・って鍵閉まってたんだった・・・。」

瑞「す・・・すまない・・・。」

総「いーよ。いーよ。じゃ,俺が看病してやりまさァ。じーっとしてろィ。」

.......コツン........


瑞生の額に自分の額をつける総悟。


総「こりゃ,ひでェ熱でさァ。。。ほら,薬だ。」

瑞「総悟の口移し?」

総「いいから,おとなしくしてろィ。」

瑞「....はぃ........」

総「いい仔だ........」

瑞「それは,さすがにいいよ!!!!!ほんとそれだけは,いいから・・・。」


逃げだそうとする瑞生を後ろから抱きしめる総悟。


総「スキなんですぜィ。。。あんたのことが・・・。付き合ってほしいんでさァ。瑞生,俺のこと嫌いでも,今日だけでいいから一緒にいてくれやせんかィ?」

瑞「しょーがないな。。。腕枕・・・されてもいいよ。そっ,それに・・・オレも総悟のこと・・・スキだし。。。」

総「俺の彼女になるんだから,一生一緒にいろィ。一生離しやせんぜィ。」



瑞生は,総悟の腕の中でいつまでも,寄り添ったんです。ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと☆ミ　　特等席で。