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　　*seven life*

「なっ……」

ラルは驚き、彼の目を見た。

「何があったか知らねぇが、死んでもいいなんて簡単に言ってんじゃねぇよ。」

少年は言い放った。
まっすぐに、ラルの目を見つめて。

「だって……ウチには信用できる人いないし……学校来ても辛いだけだもん。」

ラルの声は段々涙声になってきた。
少年は少し焦っている様だ。

「オ、オイ。……何があったんだよ。もしよかったら話しちゃくれねぇか?俺ァ高杉晋助ってんだ。俺でよけりゃつるんでやるぜぇ。」

少年、否、晋助の声は優しく、余計に涙があふれてきた。

「うっ……ふぇ……」

とうとうラルは泣き出してしまった。
人の温かさに触れたのは久方ぶりで、言葉に出来ないほど嬉しかった。