二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: (ポケモン)〜大空の音楽会〜 ( No.3 )
日時: 2010/02/25 19:02
名前: (★・ω・)ノ ブラック★スター ◆rw2NXmNKnQ (ID: ITQjg0TH)
参照: 作者の呟き:やったー!!もうすぐで卒業だ!!めでたいね〜。イエーイ!!

第2話 奇跡

「さあーって、今日からは自由だああああああ!!」

理沙は自転車をこぎながら大声をだしていた。

真新しい自転車は朝日に照らされピカピカに光っている。

理沙はそのまま裏山に直行した。


−裏山−

裏山は理沙の大好きな場所だった。ここにくると気持ちがおちつくのだ。

運動神経のいい理沙は急な坂道を自転車でぐんぐんあがっていった。

「今何時だろ・・・」

ふと気がついて理沙は腕時計を見た。これは去年の誕生日に父からもらったものだった。

時計の針は静かに6時をさしている。

「どーせこの時間だからまだおきねーな。あのクソババァ」

そういって理沙は母のことを思い出した。

それと同時にほんの少しだが後悔が湧き上がってきた。

理沙の卒業を一番楽しみにしていたのが母だったからだ。

「何考えてんだろ。アタシ・・・」

そう考えた直後だった。

急に空が暗くなり、風が強くなったのだ

「ヤベ。雨降りそう」

そういって理沙は自転車に乗った。

「どっか雨宿りできそうなとこないかな・・・」

そんな感じで探してみると、前に洞窟が見えてきた

「こんなところに洞窟なんかあったっけ?ま、いっか」

そして理沙は洞窟の中に入ったのである。

洞窟の中は薄暗かったが、おかしなことが起こったのである。

奥に進むにつれ、中が明るくなっていくのだ。

「何だろ。この洞窟・・・」

そういいながら理沙は奥へと進んでいった。

しばらく進んでからようやく怒りの正体がわかった

「うわぁぁぁぁぁ」

理沙は思わず声を漏らした。

理沙が着いた場所には光る泉があったのだ。

「スゲェ」

そういいながら理沙は泉のほとりをあるいていた。

しかし、事件は起こった

「うわっ!!」

なんと、理沙は足を滑らせてがけにおちてしまったのである。

「わああああああああああ!!」

そう叫びながら理沙は叫び声とともに闇の中へ吸い込まれるように落ちていったのである。



序章 完