二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: プリンセス・ザ・リッパー 【REBORN】 ( No.13 )
日時: 2010/03/02 19:12
名前: モカ ◆IrmWJHGPjM (ID: ZPOqFm56)
参照: プリンス・ザ・リッパー 伊達じゃないさ

標的3【蛙が初任務】

『バカップルー...』

幸いルッスーリアは話すだけ話してどっかいったみたいで、
蛙くんだけでよかった〜。
よくないのはわかるんだけどね。
うん。

『ん?見せモンじゃねぇんだけど。』

みせつけてんの、あんた等じゃないですかー。と、呆れた様に蛙が言う。
ま、実際そうなんだけど;
フラン君純情そうだもんなー...
純愛?
んじゃ私らは汚愛か...;

『ま、いいですけどー...』

いいのかよっ!
それはそれで傷つく...んだけど。

『で、ミーのお部屋は何処ですかー?バカップル』

『バカップルじゃねぇし』

早速喧嘩?
先が思いやられる...
とりあえず、ご案内はしないといけないかな?

『お部屋に案内するね。』

はーい。とやる気のなさそうな声。
はぁ...
可愛い後輩を期待してたのに。
いけない、いけない。
現実を見つめよう。
私達3人(私と王子と蛙君ね)は廊下を歩き始めた。
空き部屋は何処だっけ...?

なんか私、使用人みたい...
蛙、立場変わってよー。
って、無理か。

えと、フラン君のお部屋はここね。といいながらドアを開けた。
何年も使ってないだけあって、ホコリ臭い。

『ゲホッ。こ、ここですか?』

『ゲホッ。ここしかねーんだよ。多分。自分で掃除しろよ?王子しらね』

『多分て、もっといい部屋ないんですかー?』

『ごめんね。他の部屋も同じ状況だとおもう。』

そういうとフラン君は諦めたのかしかたなく私からほうきを受け取った。
なんだ、結構いいこ...かも?

『んじゃ、俺たちはこれで』

『先輩達の部屋何処ですかー?』

何?
解らないことあったら聞きに来てくれるの?
可愛い♪

『絶対入らないようにしようと思って。どーせ同じ部屋でしょー?』

可愛いっていったのだれ?
なにこのムカツク蛙。(蛙にしたのはベルだけど。

『う゛お゛お゛ぃ゛!新人幹部!任務だz...!』
ガコーン!
あら、どこからかお盆が
ついていた紙にはこう書きなぐってあった。
ーうるせぇ。ドカスが。ー

あんのクソボスゥ!
鮫本当に五月蝿い!
鼓膜がやぶれる...

『ところで蛙!任務だぞぉ。ベリアルとだ。』

はぁ?とベルが聞き返す。

『初後輩だろぉ?面倒みたいんじゃないのか?』

『ししっ。姫がいくなら俺も行く。』

『簡便。どっちかにしてくださいよぉ。二人も無理なんですけどー』

私が行く!
私はとっさに叫んだ。
だって、はじめての後輩なんですよ??(可愛くないけど)
面倒みてあげたいじゃないですか!
じゃあ、決定だぁ!!!
鮫隊長が叫ぶ

『ボリューム下げろよ。』

フラン君。
それはごもっとも。

『しししっ。コーハイに注意されてやんの♪』

                         *

その夜。
ベットの中でベルと約束した。
1、王子を差し置くのは駄目
2、危なくなったら王子を呼ぶ。
3、蛙になんかされたら王子に必ずいう事。

こんな簡単な約束、わざわざいう事でもないのに。
ベルでもこんな心配するんだね。
意外な一面見ちゃった。

明日はいよいよ、初後輩と任務です。
面倒ちゃんとみれるかな??