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〜標的3〜別れた班

「ふ〜っっ！ついたぁ・・！！」
バスから降りて、亜李諏は呟く。
大きな背伸びをしながら。
亜李諏は、並盛な班になった。正直嬉しい。例の彼と戦えることを考えると・・。
「ここにいるんだ。ボンゴレ、雲の守護者・・雲雀恭弥・・。」
遠くを見つめ、言った。
「亜李諏、行くぞ！」
夕夜は亜李諏に向かって叫ぶ。
「あ、ごめん、夕夜！」

　　　＊並盛＊
「おお〜！なんだか思ったより大きいんだね、
並盛町・・！」

あたりを見渡す。

だが、その瞳の先にはある建物があった。

　並盛中学校・・
亜李諏は、その建物を、真剣なまなざしで見つめた。

「・・・。」
その様子をみて、夕夜は・・
「今日は自由でいい。個人で行動していいよ。」
皆がまっていた命令を下した。

（やった・・・！）
亜李諏は、心の底からそう思っていた。

　　これで・・・、
　ボンゴレの雲の守護者・・、
　　　雲雀恭弥と戦える・・・っ！！

　その思いを胸に、並盛中へと走って行った。