PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: REBORN!【闇に潜むおさがわせマフィア】(リレー小説) ( No.7 )
- 日時: 2010/03/06 07:54
- 名前: ターフ (ID: 3c0JYUg8)
- 参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)
では、始めますね。
闇が支配する、深夜の時間帯…———。
「——分かった、すぐにそのリストとその守護者達を集めてくれ」
若い青年は、そう告げた後歩きながら携帯を切って進む…———。
近くの路地裏に入ろうと差し掛かったとき…———。
「————…!!」
ガガガガッ———。
後ろから何本かのナイフが青年を狙ってきた。
だが、青年はすぐさま避けた後チャッと愛用の武器らしいものを取り出し、少し怒りを交えた声で言った。
「…何者だ、俺を殺そうとする殺し屋か?」
「殺し屋じゃないしー♪」
しししっと言って、出てきたのはティアラをつけた王子のような青年…———。
とは言っても、若い青年よりは少し年上だ。
その少し年上の青年の名は、ベルフェゴール。
独立暗殺部隊のヴァリアーの隊員だ。
若い青年は少し驚いた後、ため息を少し付けて愛用の武器らしいものを戻す。
「何だ…ベルだったんだ」
「何だねぇだろ?しっかし、やっぱり反応は良いな〜。——夕夜♪」
「これぐらいじゃないと、いつ殺されるか分かんないしね」
ホッと安堵のような顔をする。
彼らは幼馴染であり、唯一の仲間でもある。
ベルは少し悩んだ顔になった。
「しっかし〜、お前がボスになるなんてな」
「仕方がないよ、俺の道は俺が決めるんだしね」
そう言った後、くるっと裏路地に向く。
「…行くのか?」
「あぁ、今待たせているんだ。——俺の守護者を」
「…ふぅ〜ん、ま、心配はあんましてねぇけど無理はするなよ?王子、夕夜と戦いたいしさ♪しししっ」
その言葉を貰った後、ニッと少し笑い、
「——分かったよ」
と言った…———。
標的1 ボスと幼馴染
PR