*prologue*白雪が舞う彼女の見る世界に色は無かった黒白<モノクロ>の世界見るもの全てが白黒<モノクロ>だった———花弁を見た白雪と花弁の出逢い白雪は色を知ったやがて白雪は白猫と呼ばれるようになったそして蝶と出逢った白雪と花弁と蝶の出逢い白猫の世界は色付いていった———あの日を境に再び色を失うという事を知らずに