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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 白雪と花弁 【BLEACH】 ( No.7 )
- 日時: 2010/03/01 22:47
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)
第2話 *白猫
入隊して何日かが経った
実力が凄かった為、入隊して行き成り雪は3席の立場を与えられた
しかし、それが気に食わない隊士も居た
いつしか、雪はヒソヒソと陰口を叩かれるのが当たりそして前の日々になっていた
「ねぇ、雪って白猫よね」
「はい?」
行き成り白猫と言われ、面食らう
「だぁって寒いの苦手だし髪は白いし。性格も猫っぽいじゃない」
まぁ、猫といわれて悪い気はしない
「やっぱ白猫よね〜」
「いーからその書類の山を片付けろ」
(白猫かぁ……)
そして数時間後
「終わりました」
そういって席を立ち、外に出た
雪の表情が暗かったのが気になり、乱菊は廊下を覗いた
すると、廊下でドンッという音が響いた
そして怒鳴り声も
「ぶつかってんじゃねーよ!! ちゃんと前見ろよ!」
執務室に近い為か、怒鳴り声は小さい
「す、すみません……」
「ったく、ガキのくせによ!!」
吐き捨てるように言い捨てると、ぶつかった男は立ち去った
「……」
「ちょっと! 雪、あんた大丈夫!?」
タッタッタと足音が聞こえる
「あ、副隊長……」
「全く! 見てた限りぶつかってきたのあっちじゃない!」
ふと手首に掠り傷が見えた
「あんたコレどうしたの?」
「あ……それは……さっきぶつかってしまった時に」
「いーい? 仕返しの1つや2つしなさいよね?」
「はい。ありがとうございました」
「まぁいいわ。後、乱菊でいいわよ?」
暫く悩んだ後、口を開いた
「では……乱菊さんと呼んでも良いでしょうか?」
「ん。いいわよ」
白猫のココロに光が差した気がした
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