二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リボーン+死亡フラグ発生orz+技名募集㊥ ( No.212 )
日時: 2010/04/05 16:08
名前: 黒蝶 (ID: z070pZ.J)

26:優先するべきものは・・・

「いってきま−すっ」

「・・・・・・・・・・・いって、きます」

「いってらっしゃ〜い」

綱吉と憐が学校に行くのを奈々が玄関まで見送って行く。

「・・・・・・・・・ふふっ」

「どうしたの?ママン」

奈々が笑みをこぼした。

不思議そうにフゥ太が言った。

「あの二人・・・・・・・・・兄妹みたいだなぁ・・・って想って」

「そう・・・・・・・・・・・・・・言われればそうねぇ」

奈々の言葉にビアンキも頷く。

その言葉を聞いたリボーンは微かな笑みを浮かべた。

「やっぱりこの時間帯は誰も居ないなぁ〜・・・雲雀さんに会わないですむのも久しぶりかも」

学校が近くなるにつれて人が増えるはずの道。

今日は誰も居ない。珍しく綱吉が早いからだ。

「残念だったね」

すると前の方から声が聞こえる。

声の主は雲雀だった。

「遅刻という目的じゃなくても服装を正したりしなくちゃ行けないからね」

雲雀は腕を組んで綱吉の前に立った。

そこで憐のことに気が付く。

「・・・・・・・・・・・誰だい?関係無い人は並中には入れられないな」

「ああ・・・え−っと・・・転校生です!」

とりあえず不満そうな顔をしながらも納得した雲雀は綱吉達を通す。

対して服装チェックをしても悪いところはなさそうだから。

「えっと・・・・・・・・・あ、こっちだよ憐ちゃん」

校舎内に入って校長室まで憐を案内した。

コンコン

ノックの音の少し後に「はい」という声が聞こえた。

それを聞いてからドアを開ける。

「失礼します。2年の沢田 綱吉ですが、えっと・・・転校生・・・従兄弟なんですけど、珀雷 憐ちゃんを連れてきました。」

「そうか。ご苦労だったね」

そう言って綱吉は憐をいれてから退室する。

「何しようかな・・・・・・・・・」

少しの間暇になった綱吉は廊下をぶらぶらと歩く。

少し立った頃からざわざわと人の声がする。

朝練の時間になっていた。

「みんな早いなぁ・・・・・・・・・」

綱吉がふと一言呟いた。

その時ふいに肩を叩かれる。

「よっツナ!今日はずいぶんと早いのな!」

後を振り向くとそこには山本が立っていた。

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後書き

今回はいつもより長くなってしまった。

というかいつになったら夜になって戦い始めるんだろう・・・?