ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

31：普通・異常・『ワタシ』は異常?

「ただいま—」

授業も終わり帰宅する。

ツナがドアをあけて入り少しあとに憐が入る。

後を向いて扉を閉めるとふいに家光の声が聞こえた。

「中学校はどうだった?」

何故いるのだろうと憐のよこでツナがそんな顔をしていた。

憐にしては心底嫌な顔をしている。

ちょうど玄関にはビアンキやリボーンもいた。

先ほどの家光の問に対して憐ははぁと溜息をついてから答える。

「どうだった?って聞かれてどう答えればいいの?」

呆気にとられるような、そんな台詞。

そしてそのまま続ける憐。

「・・・よく新しいところにいくとそう聞く親っているよね。楽しかった?って聞かれれば楽しい。とか微妙。とか言えるけどどうだった?って聞かれて、何?中学校は大きいですとでも答えればいいの?」

扉を閉めて。

靴を脱いで。

靴をそろえて。

普通の動作をしながら普通ではないような言葉を言う。

みんなが何も言わないなかパタパタッっと足音をならしてキッチンから奈々とかランボイーピンフゥ太などが来る。

「あら。憐ちゃん。帰ってきたのね〜?どうだった中学校?」

家光と同じコトを言う。

たいてい世間一般的には言うだろう。

そして憐の口から出たのは意外な言葉。

「うん。楽しかったよ」

笑顔でさわやかに、普通ならばそう答えるが先ほどまでの言葉を聞いていた身としては驚いた表情をとっている者達も居る。

憐はとことん女には優しくするタイプです。

（だって男なんて嫌いだもの）

———————————————————————
後書き


さてあの「どうだった?」事件（笑）

実体験ですｗｗまじでｗｗ

ピアノの先生と愚痴ってた（（

一方的に喋ってただけだけど。