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39：蔑む瞳と冷たい瞳

ドォン

紅い紅い火柱がたつ。

攻撃をしかけたのはクロームからだった。

それに羅々が加わってリリアとビリー2人を囲う火柱ができた。

「ん〜。墓穴掘ったりするのは嫌だよね〜え」

外からは見えない。

けどリリアが笑っているのがわかる。

クロームと羅々は先ほどの言葉に身構える。

しかしそれは見事にできた攻撃で。

ダァン

火柱で何もみえないところから銃が響く。

「っ!!」

チッと服の裾に銃弾があたった。

クロームの裾に。

「・・・・・・・・・・・あ」

羅々もクロームに駆け寄ろうとしたところ、新たな銃弾が発射される音が聞こえてクロームを軽く倒す。

クロームと羅々の間を銃弾を通り抜ける。

「おお、耳が良いねぇ。でも今のは幻覚だから避けなくても大丈夫なのに」

いつのまにか火柱から出てきた2人。

羅々はクロームを起こしながら2人の方をみた。

「正直・・・戦いは嫌」

羅々がそういった。

「だけど・・・仲間が傷つくのはもっと嫌」

ヒュンヒュン

風を切る音が聞こえる。

それと共に羅々の如意棒は宙を舞う。

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後書き

百合フラグが一瞬たってしまった＼（＾p＾）／

かぁいいぞ羅々ぁぁぁ