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59：プレゼント

キンキンッ

鳴り響く鉄の音

そして頬にかかる生暖かい血・・・。

それは今、とても哀しい戦慄の場と知らせてくれるものだった。

目を瞑り、綱吉は守護者に託した。

その頃戦いでは、それぞれ対なる守護者が戦ったり、混ざったり・・・・・・・・・。

様々な戦い方だがいっこうに決着はつかない。

どちらも五分五分といったところ、だろうか。

自分のボスには敵をたどり着かせない。

双方ともにそんな感じで。

そこでふいに唄が声を漏らした。

「これじゃあ・・・・・・・・・僕等の戦ってる意味がなくなるなぁ」

裏守護者は勝つために戦ってるわけじゃない。

だから、唄は攻撃をやめる。

すると他の守護者達も一斉にやめていく。

隙だらけ———・・・等想っても隙だらけではない。

全く隙がない。

そこで桜が言った。

「もういいよ。真実を知って貰うには————・・・・・・・・・ボス同士で戦って貰わないと」