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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: *:;;;:☆学園アリス〜一人じゃない〜☆:;;;:* ( No.1 )
- 日時: 2010/03/06 16:29
- 名前: 氷華 ◆nGNdX8RhyY (ID: y0rzhgv.)
- 参照: http://movie.moe-cd.com/channel/watch/25052?src=search&kw
「久々のお出かけね」
「そうだな!楽しみだろ?」
お父さんらしき人が後ろの席に座っている女の子に話しかける。
「うん!」
ある人家族を乗せた一台の白い車が海へ向かっていた。
すぐ横の窓を見ると海が見える。
もう少しで、家族みんなで楽しい時間をすごすはずだった--------
目の前には車。
危ないと思う時間もなく、
ド ンッ!
何がおこったか分からない。
見えるのは赤い液体だった……。
気が遠くなるのが感じる。
ああ、ここで死ぬんだ。そう思いながら意識を手放した--------
気がついた時は病院のベットで寝かされていた。
「ここは……?うっ!」
全体に響くような痛み…。
ここはもしかして天国なのかな?そんなことを本気で思っていた。
「目が覚めた?」
「ん……?」
目に入ったのは看護師さん。
「あなたね、車に乗っていた時に衝突事故にあったのよ?覚えてる?」
「うん……。お母さんとお父さんは!?私が無事なんだから……無事だよね!?」
看護師さんは困った顔をしながら言った。
「落ち着いて聞いてね?あなたのお母さんとお父さんは……
お 亡 く な り に な っ た わ
」
「え…… 」
よく意味が理解できなかった。
いや、信じられなかった。
「死んだ?うそでしょ?今日はエイプリルフールだったっけ?あはは…… 」
「…… 」
看護師さんはだまっていた。
ごまかしたかった。さっき聞いた言葉を、打ち消したかった。でも……やっぱりできなかった……。
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