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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 『テニプリ』最強少女に勝つために ( No.143 )
- 日時: 2010/03/14 15:14
- 名前: ヴェルノ (ID: kniACxiR)
Goiden age8【一目惚れ?】
皇「じゃ、それだけ」
薫「ちっ………」
海堂は舌打ちしただけでスネイクの練習に戻った。
だが皇月に影響を受けたらしく手首のひねりにこだわっている感じがした。
「そうそう、そんな感じ♪」
皇月は楽しそうに海堂を見ながら呟き、不二の所に歩いて行った。
皇月が不二の所に来ると不二はすぐさま皇月に気がつき一旦、ラケットを置いた。
不「で?ボクの悪い所はなにかな?」
皇「……悪い所っていうかトスを」
そう皇月が言いかけたとき不二の足元にボールが転がってきた。
そしてボールが転がってきたと同時にさくの方から声も聞こえてきた。
「おーい!そこ、取ってくれん?」
皇月と不二は同時に目をむける。するとそこには青学女テニの上咲礼奈がいた。
礼奈が言うと不二が足元にあるボールをとり皇月に言った。
不「トスがどうしたのかな?」
皇「……トスをもう少し高くしてもいいかな、と」
不「そっか。ありがとう。試してみるよ」
そう不二は言い放り、礼奈のところに行ってしまった。
不「はい。これ」
礼「あ、あぁ。」
不「どういたしまして。これからは気をつけて」
そう不二はにっこり光り輝くオーラで言う。
礼「っ……じゃ!///」
まぁ、不二の笑顔には誰でも鼓動が鳴り響くだろう。
だが、礼奈の鼓動は鳴り響く程度じゃなかった。
一言を言い残し不二の前から自己最高記録で走っていく礼奈。
不「……あれ?ボール忘れて行ってしまったよ。」
皇「あ、じゃあうちが届けに行きます♪」
そう言い残し皇月も礼奈を追いかけて行ってしまった。
———皇月はわかっていたのだろう。
礼奈が不二に一目惚れしたってことを。
。+*END*+。
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