ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

Ｇoiden　age１【一人の王子様に出会う瞬間】

——ＡＭ4：00
まだ日差しがかけている頃。6月の冷たい雨が降る梅雨の時期に。
冷たい静かな風に乗って一人の少女がやってきた。

「うーん。楽しみで速く青学に来たけど誰もいない...」

そう独り言を呟くふわふわな髪に金メッシュの少女—宝　皇月がいる場所とは...
テニスコート。といっても早朝なので誰もいない。
いや、誰もいないわけではない。

「ん？あれって越前リョーマ？」

そう言う皇月が目をむける先には——
青春学園中。テニス部１年。越前リョーマ。
キャップに深緑の髪...簡単に表すと黒髪だがそして青学のテニスジャージを来た１年。
早朝というのに一人だけテニスコートで練習をしている。

「へぇ。さすが。基礎はできてるみたいだね...」

皇月の目が普通の少女の目から
青春学園中テニス部副監督としての目に変わった。


これが一人の王子様と出会った瞬間。
。＋＊END＊＋。