二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 幻想郷放浪記 ( No.13 )
- 日時: 2010/11/07 11:49
- 名前: 昨日の今日 ◆7LxmAcs00. (ID: t51BWMGM)
まあこんなこともあったわけよ、うん。
で、無事に宴会終了。霊夢は最後まで来なかった妖怪を気にしてたけど。
三妖精は呑みまくって酔いつぶれて神社で寝かせている。ちゃんと霊夢に承諾済みだ。
神社の縁側が気に入ったのか、俺はそこに座り煙草を一本取り出して咥えた。
そして火をつける。
「ふぅ〜…」
そしてもう一回吸おうとして息を吸い込んで——
「あーーー!!?」
耳が痛くなるほどの大声が聞こえた。——なんだってんだ?
「もう宴会終わってる!? あーもー!」
どうやら宴会に遅れた人のようだ。
それほど宴会がしたかったというわけだろう。
霊夢が対応するかと思いきや一向に出てこない。変に思った俺は霊夢を呼びに行く。
霊夢は台所にいた。
「霊夢。誰か来たぞ」
「え? 本当?」
まじか。あんだけの大声が聞こえてないっていうのか。
俺の心を読み取ったように霊夢が答える。
「ああ、ここにはちょっとした術を使ってるんです。邪魔されたくないんで。だから外がどんなにうるさくても聞こえないんです」
「そうか」
「と、それどころじゃないですね。ちょっと行ってきます」
「おう」
霊夢が駆け足で外に行く。俺ものんびりと外に出た。
外に出るといきなり声が聞こえてくる。霊夢の言うとおりだった。
「れいむー。本当に宴会は終わったのかー?」
「終わったわよ。てか周り見なさい」
霊夢と話をしている少女は頭に何か変なのを付けていた。…何あれ角?
「周り見て納得したら虚しいだけじゃんかー。だからこうやって聞いてるんだよー」
「…はぁ。あんたが来ないからお酒、用意しといたわよ」
「本当!?」少女が霊夢の肩をガッと掴む。
「本当よ。ほら、行きましょう」
「わーい♪」
少女はくるくる回っている。よほど嬉しいのだろう。
これは推測になるが、霊夢が言っていた妖怪はこの少女じゃないかと思う。宴会が終わったことに対してすごいがっかりしてたし。
でもやっぱり気になるのが…あの変な角みたいな物なんだよなぁ。
触ってもいいのかな?
ゑ? な第十話。唐突すぎるだろjkな感じです。
サニーについてはあえて触れていません。いや内容が思い浮かばないとかそんなんじゃありませんよ。
ではでは。