二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【東方】幻想郷放浪記【オリジナル】 ( No.26 )
- 日時: 2010/07/05 00:42
- 名前: 昨日の今日 ◆7LxmAcs00. (ID: t51BWMGM)
「ぐむっ……! いって〜……!」
紫のバカヤロウにどっかに飛ばされて、更には不時着という始末。
もう少し労って欲しいものだ。
もうそろそろこの移動方法はやめにして欲しいもしくはもうちょっと丁寧になるべきだ。
「……えーと、とりあえず」
どうすべきかはこの後の行動だ。
現在どこを見ても岩だらけで上も暗い。しかも暑い。
俺の予想は地底だと思う。まぁ実に安直ではあるが。
とりあえず人を探して、あわよくば寝床を貸してもらって、そしてどうにかしてここを出よう。紫はあてに出来ないし。
あれ……そういえば一緒に誰かきたようn
「動かないでください」
「おおぅ。びっくりしたぁ」
そういやいたな。忘れてた。
「いやーすまない。これからここを出たいと思うからさ。見逃してくれないか」
「はいそうですかと言うほどお人好しじゃないですよ」
「ですよねー。でもあんたすごいな」
「何がですか」
「人を殺す勇気も無いくせに、ナイフと構えれることがさ」
「……! どういう意味ですか……?」
あからさまに反応するな。これはこれで面白い。
「んー。まあ構えを見れば分かるな。その構えだと、すぐに相手に反撃される。なるべく相手に脇腹を見せないほうがいいかもな」
「……」
「後、その手の震えだな。本当にいつでも刺せるなら、もっとしっかりしてるはずだ。握りも甘い」
「……」
「そうだな……お前はナイフみたいな短剣じゃなくてリーチの長いものにしてみたらどうだ? 槍とか」
「……うう」
「え?」
ちょ、え、なにこれ嫌な予感が……
「……そ、そんなに言わなくてもいいじゃないですかぁ! 私だって……! 私だって辛かったのに!」
「え!? あー……その、悪かった。ごめん」
「ううぅぅぅ……」
そんなわけで、実に奇妙な出会いをしてしまった。
ども、最近力尽きてる自分です。
第二十二話は短いですが、これで一区切り付けようかなと。まあぶっちゃけ二章完って感じですかね。
次回、放浪記第三章です。放浪と言えるかは微妙ですが……
では、二章のキャストを出したいと思います。
ではでは。
以下二章キャスト↓
第二章—CAST—(古い順から)
・チルノ……東方紅魔郷2面ボス、東方花映塚・東方非想天則自機
・八雲藍……東方妖々夢EXボス
・八雲紫……東方妖々夢Phボス、東方永夜抄・東方萃夢想・東方緋想天自機
・因幡てゐ……東方永夜抄4面中ボス、東方花映塚自機
・鈴仙・優曇華院・イナバ……東方永夜抄4面ボス、東方花映塚・東方緋想天自機
・八意永琳……東方永夜抄5面ボス
あ、あれ? 意外と少ない……。
7/5 追記
らんしゃまとゆかりん忘れてました。追加しておきます。