二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【東方】幻想郷放浪記【オリジナル】 ( No.58 )
日時: 2010/08/31 23:19
名前: 昨日の今日 ◆7LxmAcs00. (ID: t51BWMGM)

「よいしょ、っと……」

さとりをおぶりながら立ち上がる。以外に筋力がいるなこれ。
相変わらずさとりは背中でぐうぐう寝ている。
幸せそうでなによりだ。
移動の理由は、穴の修理も完了。さとりも寝たからやることなくボーッとしてたのだが、いつまでもこうしてはいられないと思ったからだ。
とりあえずはさとりの部屋に行ってお燐かお空に事情を話せば分かってくれるだろう。

「そしてまるで空のダンボール箱の様な軽さのさとり。どういうことなの……」

こいつの食生活が気になった。



「うぃーっす。誰かいるかー?」
「あっ、おじさんどうし……さとり様っ!?」

部屋に入るとお燐が居た。俺はすぐにさとりを近くのソファに乗せて、お燐に事情を話した。

「ははぁ、なるほど。さとり様のトラウマが……」
「そーなんだよ。とにかく落ち着くまで休ませてやってくれ」
「了解だよ。……しかしあれだなぁ」

何やらお燐がにやにやしている。

「……なんだよ」
「おじさんは年下が守備範囲? ロリコン? ロリコンなの?」
「なっ……!? んなわけねーだろ! それに年下ってさとりのほうが上だろ!」

妖怪的な意味で。

「いやいや。さとり様は妖怪からすると十歳にも満たないらしいよ?」
「妖怪の基準なんて知らねーよ……」
「でもでも、妖怪と人間の結婚もありだよね!」
「それこそ知らねーよ! つかなんだよ結婚って!? 俺は別にさとりに下心があるからこういうことをしたわけではなくてだな……」
「んん〜? 本当に?」

なんだその目は。
こっちをじっと見んな、顔が近い。

「本当だ。神に誓ってもいいぜ」
「へぇ。んじゃあ例えさとり様の裸を見てもそんなこと言えるの?」
「お前なぁ、例えが単純っつーか、もっとましなのは考えないのかよ?」
「あーあー、聞こえない聞こえない。とにかく、どうなの?」
「……ん〜……」
「え、ちょ、そこ本気で悩む? ねぇ」
「いくらおじさんと言えど年下に興味は微塵もないし、それになぁ……でもちっさい胸とかは好きな部類に入るのもまた事実であり、背が低い奴が好きなのもまた事実。何故だ。何故俺はこんな趣味をもってしまったんだ。これではロリコンって言われても仕方ないじゃあないか。……いや、ロリがなんだ。ロリがどうしたってんだ! ロリが好きで悪いのか!? ロリを追い求めてなにが悪い!? 何一つ悪くならない! むしろ、それはいいことだ! そうとも! 最近ロリコンは変態など言われているが、それはごく一部の人間、いや、変態だ。紳士なロリコンは、ただ見てるだけで、何もしない。そう! 無害なのだ! なら何故嫌われる!? 恋愛対象が低年齢だから? 子供っぽいから? それがどうしたってんだ! ロリが困れば助ける。ロリが泣けばあやす。ロリが嬉しそうならもっともっと! 幸せにする! それだけの行為で嫌われるとは我々にとって不愉快だ! 最近は二次元にまで規制をかけるという話がちらほら出ているが、そんなことをしてなんになる!? そんなことをしようものなら次々と犯罪を犯す変態どもが、現実のロリをいろいろするに決まっている! 考えても見ろ今までそれがあれば……そう例えばダムだ。ダムがあるから、水を抑えれていた。しかしそれが突然無くなったら? 決壊したらどうなる? たちまち水は激流となり、そして下流へ流される。それで終わるんならまだいい! だが! その激流は止まることを知らず、我々が住んでいる、民家へ流れてきたらどうなる!? 押えきれない感情が爆発すれば、どこで発散すればいいんだ!? ……つまりはそういうことなんだ。分かってくれよ……政府の人間……俺達は、決してロリを悪いようには使わない……だから、許せ……ロリを愛する者に、光を与えてくれ……」
「……」
「……まぁ、あれだな。俺は断じてロリコンなどではな」
「いや、ねーよ」
多分、今のでオチた。





dmdm。(どもどもを略しました。これは流行る)
第三十九話は、おじさんの暴走回。うん、やりすぎなところはあった。それは認める。
でも、たまにはこういうキャラもいいかなと。おじさんは決してロリコンじゃないよ! ホントだよ!
先に謝ります。ごめんなさい。
ではではー。