二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 好きだなんて言ってないからっ!【銀魂】 ( No.148 )
日時: 2010/03/22 22:19
名前: 夕詠 ◆NowzvQPzTI (ID: p17IpJNR)
参照: http://id45.fm-p.jp/data/347/yuu0626/pri/50.jpg

【第二十二訓:銀時篇とか言ってる割には、どっちかっていうとコレって桃争奪篇じゃね?】


・・・で、でも、銀時篇なのっっ!!
隊長兼主人公のあたしがいうんだもん。間違いないぞっ!!

「ふざけんな!」

その声と共にあたしの頭に土方さんの拳が。
いってーな。何すんだよ、バカ。

「何だよ前回の10行のくだり。・・・もういいわ、ツッコむのもめんどくさくなってきた」

土方さんはそういうと溜め息をついた。

「で、話を元に戻すが、桃争奪戦って何なんだ?」

あ、そうそう。忘れてたよ。

「アレじゃねーの?斬り合いみてぇな」

し、晋助やめろ。総悟が手のひらをポンってやるなるほど、の仕草しちゃってるから!!
マジで斬り合いになりかねねぇぞ。

「マヨネーズへの愛を語る的なヤツじゃねぇか?」

土方さん、一人でやれ。

「糖分への(以下略)」

銀時、(以下略)


———×月◇日 雨

あれ?何で俺の台詞以下略で済まされちゃってんの!?
扱いひどいよね、絶対。
俺の出番といえばこの日記ぐらいしかないのによォ!!

・・・あの日から、2日後。
今日が桃争奪戦当日だったり。
沖田君考案の桃争奪戦は、いわゆるかくれんぼだった。

それって沖田君がしたいだけなんじゃね?みたいな。
でも、桃のためならやっちゃうぞ、みたいな。

ルールは簡単。最初に桃を見つけた奴の勝ち。
俺は負けねェ!!



・・・多分。———


「じゃあ、桃争奪戦開幕でさァ!桃は1分以内に隠れて下せェよ?」

・・・はいはい。

「桃、布団の中に隠れてろよ?後で探しに(襲いに)行くからよォ」

・・・晋助、()の中駄々漏れなんだけど。
つか、隠れてろよって言われて誰がそこに隠れるかよ。

「ホラ、桃。さっさと隠れろィ」

そう言った総悟の手にはストップウォッチが握られている。
あれ?今、押したよね?え、もう始まってんの!?

っていうことで、あたしは隠れ場所を探すため走り出した。