二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 好きだなんて言ってないからっ!【銀魂】 ( No.194 )
日時: 2010/03/26 16:54
名前: 夕詠 ◆NowzvQPzTI (ID: YWR4Zzw2)
参照: http://id45.fm-p.jp/347/yuu0626/

【第二十九訓:その隊員、死神につき 序章】



———月が夜空から地を照らす、真夜中のかぶき町。

そこに現れた四つの影———。

「へぇ・・・ここが、あの子の居る“かぶき町”とやらですか・・・」

その中の一つの影が言った。

「本当に探し出せるのか?私はもっとこじんまりした所だと聞いていたのだが・・・」

続いて、先刻の声よりは少し高い声が言う。
すると、最初に口を開いた影が喉を鳴らすような笑いをその影に向けた。

「だったら面積を削っていけばいいじゃないですか。効率よく見つけるための消去法ですよ。・・・それにもう、場所は僕が知っていますから安心して下さい」

その言葉に残りの影は視線を移した。

「・・・さて、解ったら行きましょうか」












「———“真選組”とやらに」