二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 好きだなんて言ってないからっ!【銀魂】 ( No.294 )
日時: 2010/04/02 17:40
名前: 夕詠 ◆NowzvQPzTI (ID: GsLNLUDc)
参照: http://www.kakiko.cc/bbs2/index.cgi?mode

【第三十八話:その少女、目立ちたがりにつき】



「あっ!発見〜っ!やっぱり巽って天才♪」

「うっせーぞ、巽。そんな大声で騒いだら尾行してんのばれるだろーが!」

ハイ、現在絶賛やり直し中でございまーす。
それより、すごいなぁ・・・巽って子。一人二役やってるよ。声も違うし。

「あ、あのー・・・巽ちゃん?だっけ。俺も真選組じゃなくて万事屋なんだけどー」

銀時が言うと巽はあ、そう。と短く返した。

「どーも!真選組、鬼兵隊、万事屋の皆さん♪ホントはここで殺してあげたい所だけど・・・きょーちゃん達の楽しみが減っちゃうもんねっ!って事で、これから巽が皆を吉原に“一瞬で”連れて行ってあげるっ!」

あ、どうもです。

「おい、巽。瞬間移動の許可は下りてるのか?」

「ううん。下りてないよ。でも、きょーちゃんなら許してくれるよっ」

「確かに・・・アイツは何だかんだ言っても巽には怒れねぇもんなァ」

あ、そうなんだ。
っていうかさっきからきょーちゃんって言ってるけど、ソレって誰の事なんだ?

「きょーちゃんっつーのはお前らも知っていると思う、蒼城の事だ」

へぇー・・・蒼城ってそんなあだ名で呼ばれてるんだ。
なんかイメージ合わないなぁ。
そういえば、師匠も銀時が酔っ払ったときだけ、きょーちゃんって呼ばれてたな。

「ホラホラ、皆!行くよーっ!」

その声であたしは昔のベロンベロンになった銀時や辰馬の顔の回想を止めた。