二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 好きだなんて言ってないからっ!【銀魂】 ( No.303 )
日時: 2010/04/03 20:37
名前: 夕詠 ◆NowzvQPzTI (ID: T3.YXFX2)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

【第三十九訓:その敵達、何気に親切につき】



じゃあ、ここまでのあらすじですっ!
親切な敵さんに吉原に連れて行ってもらった私達。
さぁ、これからどうなる!?

「短か!!もうあらすじじゃねぇだろうが!」

うっせーな、マヨラー。

「で、巽。アンタらの仲間はどこに居るわけ?」

あたしが聞くと巽は、

「吉原のどこかだってさっ!ちょっとしたゲーム・・・だって言ってかなぁ?ルールは・・・」

なんか巽の話が以上に長かったので要約すると、
・両チームそれぞれ一人、大将を決める
・吉原の各地に散らばっている敵の大将を倒したら勝ち
・大将以外を倒しても相手の人数が減るだけで特にルールに影響があるわけではない
・大将を倒すためなら何をやっても良い

・・・まぁ、柳生篇みたいな感じっすね。

で、今は敵の2人が仲間のところへ行ったので大将決めと作戦会議中。

「大将は・・・桃でいいな」

え、何で!?
無理無理、絶対無理だからっ!!
つーか、嫌っっ!!
ったく・・・さっきから意味わかんないんだけど、マヨ方。

「誰がマヨ方だ、コラ」

「露骨に嫌がるなよ。主人公だろ?」

・・・し、晋助が言うなら別にやってあげなくもないけど?

「ったくしょうがないなぁー。主人公だもんね!あたしがやる!」

そんな時、放送の電子音が。
桃争奪戦のときと同じだなぁ。
・・・アレはもう二度とやりたくないな。

「真選組、万事屋、鬼兵隊の皆さん、どーも。紅蓮隊の眞木原友里音でーす。もう大将とか決まったよな?じゃあ後5分ぐらいで始めるからそれぞれ散らばっとけよ?」

「はいはーいっ!同じく紅蓮隊の瀬褄巽だよーっ!!ここで巽からアドバイス。単独行動の方が一気に数が増えるのが防げるけど、一人じゃ巽達には勝てないよっ♪なんてったって巽達は最強の夜兎だからさっ!じゃーねぇーっ☆」

そこで放送は終わった。
一人じゃ勝てないって言われたけど・・・。

そんなワケないっつーの!
だって、あたしたちだって最強だからさっ!

「———・・・行くよっ!!」

あたしの声と共に、あたしたちは吉原へと散らばっていった。