二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 好きだなんて言ってないからっ!【銀魂】オリキャラ募集中! ( No.447 )
日時: 2010/04/25 22:21
名前: 夕詠 ◆NowzvQPzTI (ID: TkB1Kk0e)

【第五十一訓:放送コードとパクリがなんぼのもんじゃい!!あ、一応前後編です】



「あー・・・何でこう、いっつも暇かなぁー?あたし、こんなんでも一応主人公なワケじゃん?」

あたしは自室の座布団に座っている彩加に言う。
彩加はあたしの言葉に頷いた。

「でしょっ!?じゃあ、何で主人公が毎回暇なんですか!何で主人公が忙しいのが長編だけなんですか!おかしいと思わない!?つか思えっ!!」

あたしの愚痴を聞くのも、反応もするのも面倒になったのか彩加は頷かなかった。
何だよ、上司無視するってどういう事だ。

「当たり前じゃ。死神篇終わってから、ずっとその話ばっかりではないか。いい加減しつこいんじゃ、バカ。」

「それならば、彩加が無視するのも無理は無いじゃろう?アホかお前は。」

おーい、月陰くーん、月陽ちゃーん。
・・・大丈夫。二人とも、最後の言葉は聞こえなかったことにしてあげよう。

「だったら、何かやる事考えればいいじゃねぇか」

「考えねぇと話も始まりやせんしねィ」

声がして振り返ると、誰もいない。
・・・え、何!?怖いんだけどーっ!!
あたしは強張った顔を下の方向に向けた。

「おわっ!?」

すると鼻がつきそうな位置に晋助の顔が。
その後ろには、晋助の手で頭を押されてる総悟が見えた。

「・・・何してんだ、ド変態テロリスト」

「マジでKISSする0.5秒前」

「古い。ウザイ。キモイ。離れろ。」

マジでKISSする0.5秒前・・・って、どんだけチョイスが古いんだよ。つか5秒前だから。KOIだから。

「・・・精神的に来るなァ、今の」

それでいい。そして一生ここに来るな。

「そうでさァ、高杉。桃の部屋に入っていいのは俺だけなんですぜィ?」

いや、総悟。お前も来るな。

「なんか今日の桃、いつにも増して冷てぇなァ」

うっさいな。じゃあ何か考えてよ。
毎回暇な主人公とか扱いがひどいんだよ、クソ作者。
イライラしてると冷たくもなるわ。

「じゃあ、俺が考えまさァ」

ほぉ・・・じゃあカウント行きまーす☆
3,2,1!!

「え、あれ、あの・・・ル、ルキアの処刑を阻止するために護廷じゅ・・・」

「ちょっと待てェェェ!!結局パクリかよ!」

そう、ツッコミを入れながら入ってきたのは、土方さんだった。
んだよ、いちいちうっせーんだよ。

「・・・え、何でこんなに冷たいの?」

あ、傷ついてる。
———まぁ、いいや。次は彩加ね。

「私?・・・運動も勉強も出来ない主人公が、赤ん坊の姿をした『殺し屋』を名乗る家庭教師と出会って、XBARNERやボック・・・」

お前もかァァ!!
くっそー・・・絶対、彩加ならボケないと思ったのに。
んじゃ、次は月陰&月陽!!

「じゃあ、まずは私から」

そう口を開いたのは月陽だ。
あれ?順番的に月陰からだと思ったんだけど。

「いや、今回はわしもツッコミに回らせてもらおうと思ってな」

そういうことか。じゃあ、月陽!

「私は他の奴らとは違って、完璧なのを考えたぞ」

いいの?そんなハードルあげちゃってさ。
それでまたパクリだったら、

「学園生活の様々な悩みを解決するのじゃ」

おぉ、珍しくまともだなぁ。

「時には生徒会とぶつかり合ったり、」

あ、あれ?この小説に学園なんてあったっけ?

「過去と向き合ったり・・・」

・・・あ!分かった!ちょっと待てェェ!!

「そう、そんな俺達『スケ・・・」

「スケット団スゥゥゥゥ!!!!」

あたしはその言葉と共に、何年振りかのとび蹴りを綺麗に決めていた。
だから、それもパクリだろーがァァァ!!
途中からの予想大正解☆だったわ!!

「隊長、飛び蹴りは危ないと思うのだが!!・・・こ、後編に続くぞっ!!」

月陰のツッコミ度:0%でした☆(んなワケないから。