二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 好きだなんて言ってないからっ!【銀魂】 ( No.8 )
- 日時: 2010/03/10 20:13
- 名前: 夕詠 ◆NowzvQPzTI (ID: eH196KQL)
- 参照: http://id45.fm-p.jp/347/yuu0626/
【第一訓:あたしが隊長ですけど、何か?】
近藤さん率いる真選組は10の隊に分かれているのは、皆さん御存知のことでしょう。
では、その隊とは別にもう一つ隊があるのは知っていますか?
・・・うん、ハイ、そーですか。
知ってるはずないですよね。だってアホな作者(夕詠)が作った設定だもん。
知ってたら驚くどころじゃないですよ。
そんな訳で、あたし土萌桃はそのもう一つの隊『黒蝶隊』の隊長なのだっ、文句ある?
「別にねぇけど、誰に喋ってるんでィ?」
———・・・あ、聞かれてた。
「いいじゃんか、誰でも。総悟には関係ないしっっ」
あたしが総悟にそう返すと、総悟はそうですかィ、と拗ねたように言った。
総悟はあたしの幼馴染みたいなもので、昔から一緒にいることが多かった。・・・と思う。
今はお互い副長の座を狙う、ライバルみたいなものかなぁ・・・。
「・・・それ、ホント迷惑なんだけど」
あたしの後ろから声をかけてきたのは総悟とあたしに狙われている例の副長さんだった。
「あ、土方さん。居たんだ」
「俺も全然気づきませんでしたよ。流石でさァ。どうやったらそんなに影薄くできるんですかィ?」
あたしたちが言うたびに、土方さんの顔に青筋が浮かび上がっていくのは気のせいという事にしておこう。
・・・っていうか気のせいっっ!!
「何?お前らは俺を精神的に疲れさせて落とすつもりなのかよ」
あ、それもいいねぇ・・・フフフ・・・。
「なんか怪しい笑み零してんだけど。大丈夫かコイツ」
「土方さん、絶対大丈夫じゃないですぜィ。だって桃ですもん」
ちょっと、総悟。どういう意味、ソレ。
「そのままの意味でさァ。・・・ったく、桃が隊長って、黒蝶隊は大丈夫なんですかねィ」
そりゃあ、大丈夫に決まってるじゃんか。
「だって、あたしが隊長だもん。文句ある?」
あたしが言うと、土方さんと総悟は呆れたように溜め息をついて笑った。
あたしも釣られたように笑った。
・・・というわけで、超ぐだぐだな黒蝶隊隊長、桃の真選組ライフ(途中からだけど)始まりでーすっっ☆